新潟県にある粟ケ岳に登ってきました。
今回は新潟県加茂市の中央コースからのエントリーです。
急登と山ビル?で知られる粟ケ岳ですが、山ビルが発生する梅雨入り前にソロ登山へレッツゴー!!
粟ケ岳とはどんな山?
粟ケ岳は新潟県の三条市と加茂市の境目にある標高1293mの山です。
新潟百名山や日本三百名山に選ばれています。
登山コースは三条市から登る北五百川コースと加茂市から登る中央コースがあります。
その他にも縦走ルートもあったりしますが、登山者の大多数はこの2つのルートから登ります。
毎年トレイルランニングの大会も開催されている山ですが、この山の急登をトレランするとか信じられません(笑)
粟ケ岳は山ビルが発生することでも知られていて6月の梅雨入りから9月の残暑時期くらいまでは注意です。
秋には紅葉が美しく、冬はメートル単位で雪が積もりますがスノーシューやワカンを装備して登る人は大勢います。
粟ケ岳中央コースの難易度
いずれのコースも急登で厳しい登山道ですが、ロープや鎖、はしごが多くある中央コースの方がきついかなと個人的に感じています。
滑落するような危険な場所はありませんが、鎖場などで足を踏み外せば数m落下するような場所は多くありますので注意です。
標高差は1000m超で距離は10kmほどあるので、かなり登りごたえがあります。
駐車場
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近くにあるキャンプ場の駐車場を利用します。
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駐車場から登山口までは15分ほど(約1km)歩きます。
粟ケ岳中央登山道コースの登山日記
登山データ(YAMAP)
上り:約1時間40分
下り:約1時間
6合目と7合目の間に水場があります。
粟ヶ岳(中央登山道) / つのださんの粟ヶ岳(新潟県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
スタートから5合目
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加茂川の水源地からスタートです。
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1合目。
ここから登り始めます。
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いきなり急登ですのでオーバーペースにならないように気をつけます。
僕が心がけているのは、スタートはゆっくりすぎるくらいのペースで歩き始めて、自然とペースが上がってくるのを待つ感じですね。
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さっそく景色が開けます。
5合目くらいまでは急登と平坦な道を繰り返すみたいな印象でした。
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2合目。
ここでへたると先は長いので体力は温存しておきます。
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2合目過ぎのはしご。
まだまだ序の口です。
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3合目。
まだ大して登ってませんがここまでがやけに長く感じるんです。
椅子がありますが、僕は座ると疲れを感じやすくなる気がするのでどんなに長くても登りでは座りません。
向こう側に弥彦山が見える。
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3合目と4合目の間にある美しい新緑のブナ林。
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4合目。
まだ半分来てません。
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4合目過ぎの休憩場所。
なんだか頂上っぽいピークが見えてきたぞ。
右側に見える雪が残ってる山は間違いなく守門岳ですね。
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そしてやっと半分5合目。
ここまでも結構大変でしたがここからが中央コースの本番です。
5合目から7合目
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まずは3連続の梯子。
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そして花を愛でる。
今までは花なんて見向きもしませんでしたが、年齢を重ねると趣向が変わってくるもんですね。
花の名前は分かりません笑
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花を愛でたあとは鎖場です。
3点支持で鎖を使わなくても登れます。
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鎖を登った上から向こう側に弥彦山と角田山。
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そして崖をロープで登る。
右側の崖は落ちるので注意。
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6合目。
頂上と守門岳が見えます。
ロープや鎖が多いのは5合目〜6合目かな。
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小さく見える6合目の道標と弥彦山。
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そして再びロープでよじ登る。
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7合目の粟ケ岳ヒュッテ。
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粟ケ岳ヒュッテの内部はこんな感じです。
個人によって見解は分かれるでしょうが意外と綺麗だったので寝袋で寝れると思います。
“意外と”ってちょっと失礼ですが(笑)
7合目から9合目
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粟ケ岳ヒュッテを過ぎても頂上まではまだ結構登らないといけないんです。
粟ケ岳ヒュッテに泊まったら朝起きて「朝日を見にちょっと頂上行ってくるか」とはならない距離です。
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粟ケ岳ヒュッテが遠くに見えます。
粟ケ岳ヒュッテの向こう側に弥彦山(左)と角田山(右)、さらに後方にうっすら佐渡ヶ島が見えます。
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まだまだ続くロープ場。
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8合目!
ここまで来たらもう気持ちは頂上に着いてます。
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粟ケ岳北峰という名称があるピークだそうです。
ちゃんと三角点もあります。
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頂上発見!
2つ目のピークが頂上です。
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9合目!
最後のアップダウンがなかなかキツイです。
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残雪の粟ケ岳。
粟ケ岳でこのくらい雪が残ってるから越後三山あたりの頂上付近はまだまだ雪に覆われてそうです。
頂上
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頂上到着。
これで粟ケ岳登頂は4回目ですが粟ケ岳の頂上は本当に気持ちいい。
まぁ晴れの日にしか登ってませんが(笑)
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右側の山が守門岳。
本当はその奥にもいろいろ有名な山が見えそうですがこの日は霞んでました。
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新潟平野の方向。
弥彦山と角田山が島のように浮いてます。
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憧れの飯豊連峰。
まだまだ雪が残ってます。
まとめ 厳しい急登を登った先には絶景が待っている
ということで急登がしんどい粟ケ岳中央コースでした。
でもそのしんどい急登を登り切れば頂上からは期待以上の絶景が広がっています。
体力を必要とするコースなので登山を初めて間もない人が次の山にステップアップしようかなとか、標高の高い山に登りに行く前に自分の体力を試しておこうかなと思ってる場合にちょうどいい山かもしれません。
下山後は駐車場から車で5分のところにある美人の湯で粟ケ岳を眺められる露天風呂に入って汗を流しました。
それにしてもこの日は7合目の粟ケ岳ヒュッテ以降に白いコバエみたな虫が大量発生していて体中に張り付いてきました。
下山したときに一緒になった人から聞きましたが、雪解けの時期に発生して、雪が消えるといなくなるそうです。
特に害はなさそうですが、まとわりついてくるので不可避な虫です。
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