新潟、福島、山形にまたがる飯豊連峰の主峰である飯豊山(2,105m)でテント泊登山してきました。
飯豊山はどこから登っても山頂が遠くて、長くハードな登山道ですが、山頂では超感動の素晴らしい景色を見ることができました。
少し長くなりますがレポートをまとめましたので是非みてください。
飯豊山 登山データ(YAMAP)
福島県喜多方市の御沢野営場から入山しました。
仕事の都合で13時登山開始。
初日は切合小屋まで登ってテント泊。
2日目早朝に飯豊山頂に登り、テント場に戻ってきてまったり朝ごはんを食べたあとに下山しました。
飯豊山 御沢から / つのださんの三国岳(福島県)・飯豊山・種蒔山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
1日目 御沢野営場〜切合小屋 約3時間半
2日目 切合小屋〜山頂 約1時間
山頂〜切合小屋 約1時間
切合小屋〜御沢野営場 約2時間半
飯豊山(1日目) 登山レポート
駐車場&登山口(御沢野営場)
駐車場はだいぶ広いですが、月曜日にも関わらずいっぱい。
しかも近隣県や関東だけでなく、西日本の車も多くありました。
夏山シーズンの週末ともなるとおそらく満車になるんだと思いました。
満車の際は2kmほど下ったところの臨時駐車場に停めることになってしまいます。
近くの川入集落に民宿が何軒かあったようなので遠くから来る方は前泊宿として使えそうです。
登山口〜地蔵山〜剣ヶ峰〜三国小屋
急登メインのブナ林の中を歩いていきます。
前半は20分から30分おきくらいに休憩できる広いスペースがあります。
先はかなり長いので休憩しながら良いスタートを切りましょう。
ということで登山開始!
今日は最低でも三国小屋まで!
でもおそらく切合小屋まで行けるでしょう!
行けたら本山小屋まで!
って感じでスタートしました。
しばらくはブナ林の中を登っていきます。
テント泊登山の荷物にこの急登は堪える(^^;;
前半には標識が立った休憩スペースが合計3ヵ所あります。
1時間半〜2時間ほど登ると地蔵山への分岐が現れました。
地蔵山へは10分かからないくらいで着くみたいですが草ボーボーだったのでやめました笑
分岐を過ぎると三国小屋への登り坂が見えてきます。
剣ヶ峰へ続く岩場の急登。
このコース最大の難所だと思います。
北アルプスみたいに手も使わなきゃいけないところは少ないですが、急な坂道なので体力消耗します。
剣ヶ峰!
見える街は喜多方ラーメンで有名な喜多方市ですね。
剣ヶ峰を通過しても岩場は続きます。
この岩場を登り切れば三国小屋です。
というかそれより天気予報は晴れマーク1つだったはずなのでこの先ガスってる。
まぁ山の天気は変わりやすいということで。
三国小屋です。
ここまで2時間ちょい。
この時点で15時過ぎ。
ここから切合小屋までおそらく1時間ちょいで着くはずなので三国小屋は通過して切合小屋を目指します。
三国小屋〜切合小屋
三国小屋を通過して登山継続。
ハシゴとか鎖場がありますがそこまでスリル満点というほどではないです。
三国小屋〜切合小屋の登山道はアップダウンがあるので登りも下りも結構疲れます。
やはり上はガスってますね。
雨は降らなそうな感じなので装備はこのまま進みます。
切合小屋に到着!
スタートから3時間半くらいでした。
このまま進めば明るいうちには本山小屋まで行けそうですが、時間の余裕がなくなりそうなのでここストップ。
管理人の方はチェックインやら、お酒の注文やら、電話が鳴るわで大忙しみたいでした笑
中はこんな感じで、2階も泊まれます。
月曜日なのに結構混んでます。
特に仕切るものはなく居酒屋の小上がりみたいな感じのところに寝ます。
布団は一切ないので山小屋泊でもマットと寝袋は忘れずに。
食事もカップラーメンみたいな軽食しかないので自分で用意した方がいいです。
北アルプスの山小屋とはだいぶギャップがありますが、ここはあくまで避難小屋ということを考えると立派な山小屋だと思います。
テント場は小屋のすぐ裏で、料金は1,000円。
ちなみにこの日に通過した三国小屋はテント場はなし、この先にある本山小屋はテント場はありますが小屋から離れたところにあるので少し不便です
テントはコスパ最強ネイチャーハイクです
モンベル、MSR、ニーモなど比べると安すぎますが問題なくテン泊登山に使えます
「テン泊登山したいなー」「でも登山用テント高いなー」
と悩んでいるならまずこのテントでも十分ですね
さっそくビールいただきながら今日の夕飯をつくります。
軽量化しようと思うんですがビールは持っちゃいますよね笑
夕飯は尾西のご飯とアマノフーズのカレー、フリーズドライの味噌汁です。
お湯を沸かすだけで作れるしおいしいしテント泊で重宝します。
少ないかなーと思いましたが十分な量でした。
チェックインしたときはガスってましたが、暗くなってきたらガスが綺麗に晴れてきました。
見えるピークは飯豊連峰最高峰の大日岳、その先に見える灯りは新潟の街です。
ノイズが入って申し訳ないですが、中央やや右寄りに北斗七星が見えます。
この写真じゃ伝わりませんが、星がすごい綺麗で天の川の見えました。
下の方に見える山は左が草履塚で右が本山小屋がある場所です。
切合小屋と月と米沢の夜景。
暗くなるにつれてどんどん天気が良くなってきました。
この日は他のテント泊の方2人と意気投合して9時まで喋っててすごい楽しかったです。
夜勤明けからの登山ということで疲れ果ててぐっすり眠れました。
ということで憧れの飯豊山登山1日目終了です。
それにしてもテント泊はやはり最高に楽しいですね(^ ^)
翌日は朝イチ飯豊山頂を目指しますので是非2日目の記事も見てください。
2日目のレポートはこちら↓↓↓