羅臼岳の次は斜里岳に登ってきました
羅臼下山後に斜里岳登山口にある清岳荘まで移動
そこに前泊して斜里岳に登りました
清岳荘は予想以上に綺麗な建物、しかも貸切で使わせていただきとても快適に寝ることができました
残念ながら天気は微妙で景色は見れませんでしたが、簡単には来れない遠い場所にある百名山斜里岳に無事登ることができただけでも大満足です
前日の羅臼岳登山はこちら↓↓↓
百名山・斜里岳 日帰り登山日記 YAMAP登山データ
斜里岳 清岳荘に前泊 / つのださんの斜里岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
前泊した清岳荘の様子
清里町にある清岳荘ですが、羅臼岳登山口である木下小屋からは車で約1時間半、斜里町からは車で役30分かかります
そして清岳荘の手前6kmくらいから未舗装路です
料金は、宿泊2,120円、駐車場での車中泊520円
また、宿泊しない場合でも日帰り登山時には駐車場利用料100円かかります
そのほか、熊撃退スプレー1,000円でレンタルできますが宿泊者優先らしいです
清岳荘は鉄筋コンクリート造の立派な建物です
建物内エントランス付近の様子
食事の提供はありませんが、ビールなど飲み物は少し置いてあるようでした
食事をとるスペース
水道ありますが、飲料用ではないため飲み水は持参する必要があります
その他、テレビ、ポット、電子レンジあります
就寝スペース
大部屋が2つありました
この日はこんな広いスペースを貸切でした
先日泊まった朳差岳の避難小屋も貸切で快適でしたが、それ以上に快適でした笑
今の清岳荘は四代目で平成16年(2004年)に完成
完成から20年の節目の年に利用することができて少し嬉しい気持ちです
初代から三代目は雪崩や落雷による火災などの災難に遭ってしまったそうです
520円の車中泊ができる駐車場の様子
車中泊で520円払うのかよって思うかもですが、目の前が登山口で清岳荘のトイレも使えるので十分かなと思います
百名山・斜里岳 登山日記
03:50
清岳荘すぐ目の前にある登山口からスタート
天気は霧雨ですが清岳荘でよく寝れて体調万全の気持ちいい朝です
清岳荘管理人さんによると斜里岳でのヒグマの目撃情報は何年もないとのこと
また、前日にまとまった雨が降ると沢が増水するが、渡渉にはあまり影響ないと言ってました
04:06
15分くらい歩くとさっそく渡渉が始まります
前年に登った幌尻岳チロロ林道にも渡渉がありましたが、斜里岳の方が数が多いしドボンもしやすいです
難易度はそこまで高くないので、岩を飛び越えていくか、ドボンしてもGORE-TEXの登山靴なら大丈夫なくらいです
トレッキングポールがあるとバランスとりやすいと思います
04:09
渡渉の連続で楽しい
04:27
下二股に到着
ここで旧道コースと新道コースに分かれます
旧道コースは沢コースとなっており、さらに渡渉が続きます
「自信のない人は新道コースをおすすめします」とビビらせてきます
04:39
もちろん旧道の沢コースへ
渡渉の岩はあまり滑らないことが多いですが、油断禁物です
04:59
万丈の滝
沢コースと入っても沢登りみたいな箇所はなくて、ほとんどが渡渉です
沢にバシャバシャ入って登っていくようなところはありません
05:03
ここが最も沢に近い場所かなと思います
沢の左側のスペースが登山道になっています
05:11
ここも沢の左側を登っていきます
05:17
僕の乏しい知識なので間違ってるかもですウコンウツギという花でしょうか?
05:24
旧道と新道の合流ポイントである上二股
とりあえずここで沢は終わりです
05:29
胸突き八丁はいろんな山にあるみたいです
05:44
ここでやっと稜線に出て展望が開けます
05:48
やっぱり最後はハイマツ攻め
北海道の山は終盤にハイマツが多いです
05:59
斜里岳山頂に到着
スタートから約2時間
これで百名山69座目です
山頂は結構広いです
本来なら360度の大展望が開けるところですが残念ながらこの日は展望なし
06:23
山頂は冷たい風吹き付けてきたので1分で退散
新道と旧道の分岐である上二股まで下りてきました
下りは新道コースへ行きます
というか沢を下るのは危険なので下りで旧道コースを使う人はほぼいないと思います
06:43
熊見峠へ向かう道
新道コースは景色が良さそうな稜線上を歩いていきます
06:52
何やらかわいい花が咲いていたので撮影しました
調べたところイソツツジという花でしょうか?
06:53
熊見峠、熊は見たくない峠
07:47
清岳荘まで戻ってきました
全行程ちょうど4時間くらいで戻ってきました
斜里岳登山で使用した登山アイテム(ノースフェイス L1プラスシェルグローブ)
ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブの紹介です
このグローブは主にレイングローブとして使用することになりますが、とにかく軽くて薄いです
なので使わないときにポケットに入れておいても全然かさばりません
肝心の防水・防風性能ですが、この日の斜里岳は気温3度と6月にしては低め
小雨ではありましたが、草木についた雨露でウェアもビショビショになるくらいでした
そんな状況でも水を弾き、冷たい風をしっかり防いでくれました
厳冬期の使用は難しいかもしれませんが、5月〜11月くらいの登山で重宝するグローブです
百名山・斜里岳登山まとめ
斜里岳山頂からの景色は見れませんでしたが、渡渉が多い楽しいコースでした
今回の北海道遠征は3泊4日の行程で、当初は2日目と3日目に登山をして最終日4日目にゆっくり新千歳に帰る予定でした
しかし、2日目の天気が悪かったので登山日を3日目と4日目に変更
斜里岳登山は最終日にだったので4時前スタートという早朝登山になりました
予定よりも早く下山したので、昨年も寄った足寄町の焼肉屋で昼ごはんを食べて帰りました
昭和の雰囲気感じる焼肉屋って感じで僕は好きです