蔵王連峰 抜群の美しさを誇る東北の名峰 2022.2.11

北海道・東北・新潟

スノーモンスターと呼ばれる樹氷を見たいと思い初めて冬の蔵王連峰に登ってきました。

蔵王と言えば温泉やスキー場が人気で、春になれば蔵王エコーラインでドライブも楽しめますが、登山客にも人気の山です。

蔵王はどんな山?

蔵王連峰は山形と宮城にまたがる山々で百名山に選ばれています。(蔵王山という山はありません)

最高峰は熊野岳(くまのだけ)で標高は1841mです。

熊野岳は地蔵山(じぞうさん)、刈田岳(かつただけ)とともに蔵王連峰のメインの山です。

蔵王連峰と言えば、夏はお釜、冬はなんと言っても樹氷です。

樹氷は蔵王以外の山でも見られますが、蔵王の樹氷はその大きさと数の多さから有名になったのだと思います。

蔵王の登山口

ロープウェイを使う場合は蔵王ロープウェイの「蔵王山麓駅」から出発です。

駐車場も駅の目の前にありますが、この日は1000円かかりました。

ロープウェイは2つあり、今回使ったのは「蔵王ロープウェイ」です。

「蔵王中央ロープウェイ」というのもあるので注意です。(蔵王中央ロープウェイでも登山はできますが、今回僕が登った熊野岳方面へ行くには遠くなります。)

場所は結構違うところにありますが、蔵王ライザワールドというスキー場からも登れます。

ここはロープウェイではなくリフトなので、下山は歩きになります。

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

蔵王連峰の難易度

体力度
楽勝
バテバテ
危険度
安全
危険

熊野岳に登るところが少し急になっている程度で全体的には緩いアップダウンの繰り返しです。

危険な場所はないため冬山に初めて登るという方にちょうどいい山ですが、標高は高いので防寒対策はしっかりしていきましょう。

蔵王連峰 登山データ

地蔵岳・蔵王山(熊野岳)・刈田岳 2022-2-11 / つのださんの地蔵山(山形県)刈田岳蔵王山(熊野岳)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

蔵王連峰 登山日記

駐車場で1000円かかりますが、ロープウェイの往復でさらに3000円なり。

まぁロープウェイの往復はそのくらいかかりますよね。

チケットを買うのも列ができており、WEBチケットもあるそうなのでその辺を活用できれば待ち時間は短くなりそうです。

このロープウェイは「蔵王ロープウェイ」で、まずは蔵王山麓駅(標高855m)から樹氷高原駅(1331m)まで行き、そこで乗り換えて地蔵山頂駅(1661m)まで行きます。

ロープウェイに乗ってる時間は全部で20分もありませんが、登山客が多い上にスキー客も同じロープウェイを使うので乗るまでにかなり待ちました。

ここまで来るのになかなか待ち時間が長かったです。

さらに上に行き地蔵山頂駅を目指します。

景色はガスってますが、反対側には雪を被った山々が見えました。

たぶん朝日連峰かな。

地蔵山頂駅到着!!

何も見えません!!笑

とりあえず駅の中で準備をしつつガスが抜けるのを待ちます。

ここにいるお客さんたちは登山客:スキー客で2:8くらいかな。

晴れそうもないので出発!

登山道が分からなかたので、駅のスタッフに聞いたら写真中央の柱の間から登っていくそうです。

ロープ張ってあるから外に出るなってことだと思ったら、その外に行くそうです。

太陽は若干見えますが、ガスってます。

先行者のトレースいただきます。

地蔵岳まで15分くらい到着。

次は蔵王連峰で一番標高が高い熊野岳へ向かいます。

熊野岳に向かう途中晴れてきて樹氷が綺麗です。

これぞ蔵王の景色ですね。

これが蔵王の新名物「エビの尻尾」

熊野岳に向かう道はエビの尻尾が案内してくれます。

熊野岳への登り。

山頂付近はガスってて良い景色は期待できなそう。

この坂が今日の一番の急斜面かな。

このあたりからそんなに強くはないですが超冷たい風が吹いてきました。

熊野岳到着!

期待通りの景色です(笑)

ここには熊野神社があるそうですが、完全に雪に閉ざされています。

次は刈田岳へ向かいます。

雲の中から刈田岳がうっすらと見えてきました。

樹氷に並ぶ蔵王の象徴であるお釜が見えました。

雪で真っ白というか凍りついているというか。

よく見るエメラルドグリーンのお釜ではありません。

刈田岳まで続くエビ。

蔵王のエビはとても親切です。

刈田岳山頂までもう少し。

快晴です。

これが知る人ぞ知る刈田ブルー。

刈田岳到着。

刈田岳にも神社がありますが、鳥居がかなりマッチョになってます(笑)

刈田岳のさらに向こうには樹氷群が見えます。

今日イチのお釜と熊野岳。

今日イチのエビの尻尾。

刈田岳から帰ります。

さっきからずっと同じような景色ですが全く飽きません!

やっぱり冬山は素晴らしい!!

熊野岳の避難小屋ですが、何の物体なのか分かりません。

扉のところだけ除雪されていて中に入れましたが扉を閉めると真っ暗です。

帰りは熊野岳山頂を通らないルートで帰りました。

すでに昼の1時くらいですが熊野岳へはどんどんと登っていきます。

帰る途中で熊野岳が綺麗に見えました。

風が冷たくて顔が寒いです。

今度はゴーグル買おうかな。

顔付近の防寒対策は検討する必要がありそうです。

コースアウトするような感じでトレースがあったので行ってみたら樹氷に向かっていきました。

これがザ・蔵王です。

蔵王の樹氷をお楽しみください。

地蔵山頂駅まで戻ってきました。

樹氷は大賑わいです。

スタート時点で道を迷ったところですが、晴れて地蔵山が綺麗に見えます。

ロープウェイで帰ります。

今日のグローブ「Black Diamond SOLOIST FINGER」のトリフィンガータイプ(3本指)です。

今日の気温はマイナス15度くらいでさらに少し風が吹いてましたが全く寒くないです。

インナーグローブの肌触りが気持ちよくて最高です。

行きはガスっててロープウェイから全然景色が見えませんでしたが、実はこんなに綺麗な樹氷が見えました。

樹氷高原駅のロープウェイ乗り場からのいい景色。

蔵王の温泉街も見えます。

午後2時を過ぎてますが、ロープウェイにはこの列です。

さすが蔵王すげえな。

蔵王の温泉街にも寄ろうと思いましたが、反対車線の渋滞が凄くていくと帰ってくるのに時間がかかりそうだったので寄らずに帰りました。

帰りに蔵王から高速のインターへ向かう途中で月山が見えました。

冬の蔵王は期待以上に素晴らしい山でした。

快晴の冬山は言葉にできないくらいの素晴らしさがあります。

だから登山はやめられない。

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