【百名山・岩木山】百沢温泉から日帰り登山 2024.10.30

百名山・岩木山(津軽富士)日帰り登山日記 北海道・東北・新潟

おつかれヤマです、マッシュです。

2泊3日の東北遠征、2日目に登る山は岩木山(いわきさん)です。

岩木山は、青森県弘前市にある百名山。

独立峰なので、麓の街からは綺麗な裾野が見え、山頂からは街や海を見下ろすことができます。

今回は岩木山神社がある百沢温泉から日帰り登山しました。

この記事では、岩木山に関する情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

岩木山は標高1,625mで青森県最高峰の百名山(別名:津軽富士)

百名山・岩木山(津軽富士)日帰り登山日記

岩木山は青森県弘前市にある標高1,625メートルの火山で、その美しい円錐形ゆえに「津軽富士」とも呼ばれ、まさに青森県のシンボルです。

日本百名山にも選定されており、また、青森県の最高峰でもあります。

山頂からは日本海や津軽平野、八甲田山などの広大な風景を一望でき、四季を通じて異なる魅力を楽しめます。

古くから信仰の対象としても親しまれてきた歴史深い山で、山頂には岩木山神社奥宮があります。

岩木山は噴火警戒レベル1の火山

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溶岩ドームの山頂

岩木山は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)に指定されています。

これは「現在は特に活動が見られないが、活火山として今後の活動に注意が必要である」という意味です。

岩木山は過去に噴火した記録がありますが、近年は大きな活動は見られていません。

ただし、気象庁や火山観測所が常に監視を続けており、異変が確認されれば警戒レベルが引き上げられる可能性があります。

初心者におすすめ!津軽岩木スカイライン(有料)とリフトで9合目へ

百名山・岩木山(津軽富士)日帰り登山日記

岩木山では「津軽岩木スカイライン」とリフトを利用して、9合目まで一気にアクセスできます。

津軽岩木スカイラインは全長10.3キロメートル、69のカーブが続く道で、標高1,200メートル付近まで車で上がれる有料観光道路。

さらに、リフトを利用することで9合目まで登れるので、岩木山の山頂に手が届くところまで超簡単に登れます。

9合目から山頂までの登山道は比較的短く、約30~40分ほどでたどり着けるため、登山初心者にもおすすめです。

営業時間は午前8時から午後5時。

料金は、津軽岩木スカイライン1,830円(普通車)、リフト往復1,000円(大人)です。

岩木山百沢コースの登山口情報

駐車場は百沢駐車場かスキー場の駐車場

駐車場は2ヶ所あります。

1つ目は、岩木山神社の近くにある百沢駐車場 ↑ ↑ ↑

2つ目は、岩木山百沢スキー場の駐車場 ↑ ↑ ↑

トイレは桜林公園内にある

トイレは駐車場近くの桜林公園にあります。

スマホ電波(ドコモ)は感度良好で問題なし

スマホ電波(ドコモ)は2つの駐車場や桜林公園付近で感度良好。

計測値240Mbpsでした。

桜林公園では無料でキャンプ可能(炊事場あり)

弘前市の公式HPによるとこの桜林公園は無料でアウトドア活動が可能で、申し込みも不要と記載がありました。

広い公園で炊事場もあるので、岩木山登山の前泊 or 後泊でキャンプするのもアリですね。

岩木山 百沢コースの概要(ヤマップ)

岩木山 百沢ピストン / つのださんの岩木山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

各区間ごとの登山道の様子は以下の通りです。

岩木山神社〜岩木山百沢スキー場・スタートは岩木山神社の参道
・岩木山神社楼門の左奥に登山道が続く
・桜林公園とスキー場を通って登山道へ
岩木山百沢スキー場〜焼止避難小屋・スキー場を登ったら登山道スタート
・ブナ林の中で展望なし
・比較的緩やかで危険な場所もなし
焼止避難小屋〜大館鳳鳴ヒュッテ・沢づたいの急な登山道
・沢の水で濡れている場所もあり滑りやすい
・大きな岩や足場の狭いトラバースあり
・ヒュッテまで登らないと展望は開けない
大館鳳鳴ヒュッテ〜岩木山山頂・ヒュッテまで登ると風が強い
・稜線上を山頂まで登る
・岩場が多く足場が悪いが滑落箇所はなし

岩木山の日帰り登山レポート(百沢コースを往復)

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百沢コースは岩木山神社からスタートです。

楼門と呼ばれる赤い門の左側に登山道が続いています。

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岩木山神社を通過すると桜林公園の中を通ってさらに登っていきます。

この桜林公園がキャンプできる公園です。

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桜林公園を通過すると岩木山百沢スキー場の駐車場に出ます。

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登山道はスキー場の管理棟をくぐってます。

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スキー場を少し登ったところから弘前の夜明け。

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登山開始から1時間ほどで姥石に到着。

かつて岩木山も女人禁制の時代があったようで、その際の女人結界を示す石とのことです。

この姥石までしか女性は立ち入りが許されないことを示しています。

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姥石からさらに30分登って焼止(やけどまり)避難小屋です。

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焼止避難小屋の内部の様子。

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焼止避難小屋を過ぎると大きな岩が転がる急登です。

足場が狭くロープが設置されているトラバースもあります。

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百沢コース唯一の水場、錫杖(しゃくじょう)清水。

沢はここで終わりです。

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錫杖清水から登っていく登山道。

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種蒔苗代(たねまきなわしろ)という池。

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種蒔苗代のすぐ上にある大館鳳鳴(おおだてほうめい)ヒュッテ。

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昭和39年1月、秋田県立大館鳳鳴高校山岳部の部員4名が犠牲となった遭難事故が発生。

その悲劇が再び起こらないようにという思いを込めて冬期登山の避難小屋として建設された、と書いてあります。

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大館鳳鳴ヒュッテの内部の様子。

冬期登山のための避難小屋ということなので、冬に泊まる人がいるのかな?

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大館鳳鳴ヒュッテから山頂への登り坂。

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大館鳳鳴ヒュッテから30分ほど登って岩木山山頂(1,625m)に到着です。

これで百名山は79座目。

岩木山は青森県の最高峰です。

山頂は弱い(3Mbpsほど)ですがスマホ電波(ドコモ)ありました。

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中に鐘があります。

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岩木山山頂避難小屋。

窓には冬囲いがされていました。

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岩木山神社奥宮。

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前日登った八甲田山。

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リフト乗り場からは30〜40分ほどで山頂まで歩いて来れます。

岩木山の日帰り登山で使用したアイテム

マムート リチウム20

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日帰り登山では毎度お馴染みのマムート リチウム20です。

この日は、レインウェア上下、防風シェルのベンチャージャケット、保温行動着のアトムフーディーをパッキングしていました。

そのほか、ドリンク1リットルやファーストエイドキットなどを入れてちょうど良く収まった感じです。

ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブ

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ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブです。

軽くて使いやすいグローブで、薄いのに雨や風を防いでくれます。

夏の高山や春や秋の登山で冷たい風が吹いたときに素早い装着が可能。

保温性がある薄いインナーグローブをすることで冬でもある程度対応できます。

L1プラスシェルグローブレビュー記事も書いているので合わせてご覧ください。

ファイントラック ドライレイヤーインナーグローブ

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ファイントラック ドライレイヤーインナーグローブです。

防水防風グローブをしているとどうしても内部が蒸れてくることがあります。

ドライレイヤーインナーグローブは肌表面から水分を素早く離し、蒸れによる汗冷えを防ぎます。

また、蒸れるとグローブを外すときに内側の生地が肌にくっついて一緒にめくれることがあります。
このドライレイヤーインナーグローブをしていれば肌とグローブ生地がくっつくことはありません。

岩木山の日帰り登山での行動食

山よりだんご

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ZEN NUTRITION(ゼンニュートリション)の「山よりだんご」は、登山時に気軽に摂れる行動食です。

糖質が多く含まれており、消化しやすくエネルギー補給に最適です。

小分けにされており、歩きながらでも食べやす大きさにカットされています。

天然素材を使ったスロー行動食で、疲れた体にもスムーズに馴染むため、多くの登山者に愛用されています。

さらっと飲めるようかんANDO

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さらっと飲めるようかんANDO」は、登山やスポーツ時の素早いエネルギー補給に特化した液状の羊羹です。

飲みやすいペースト状で、消化吸収が早く、運動中でも手軽にエネルギーを摂取できます。

米や甘味料を使用し、エネルギーが持続しやすい設計で、保存料不使用の自然派志向です。

コンパクトなパウチ入りで持ち運びも便利。

長時間の運動やアウトドアシーンで、即効性のある補給食として注目されています。

岩木山百沢コース周辺の温泉旅館(日帰り温泉もできる)

アソベの森 いわき荘

アソベの森 いわき荘 ↑ ↑ ↑

温泉旅館 中野

温泉旅館 中野 ↑ ↑ ↑

旅館 山陽

旅館 山陽 ↑ ↑ ↑

百沢温泉 富士見荘

百沢温泉 富士見荘 ↑ ↑ ↑

岩木山周辺は多くのりんご直売所がある

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岩木山周辺は日本有数のりんご産地で、多くのりんご直売所があります。

僕も直売所に寄って10個お土産に買いました。

道の駅に寄ってみるとりんごジュースやりんごジャム、アップルパイなどの加工品も売られていて、お土産にもぴったりです。

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