おつかれヤマです、マッシュです。
この記事では、四阿山(あずまやさん)日帰り登山レポートを紹介します。
この日はトレースがしっかり付いていてチェーンアイゼンでも登れそうでしたが、あえてスノーシューで歩いてきました。
しばらく雪が降ってないようでフカフカ感は物足りなかったですが、やはりスノーシューは楽しい!
雪山登山日和の天気で、楽しくスノーシュートレッキングできました。
冬の四阿山に登ろうと思っている方はぜひ参考にしてください。
四阿山(あずまやさん)とは?冬でも登りやすい人気の山
四阿山(あずまやさん)は、長野県と群馬県の境に位置する標高2,354mの山で、日本百名山の一つです。
「四阿山」という名前は、円錐形の山容が四阿(=東屋)に似ていることに由来するそうです。
山頂からはとても良い景色を見ることができ、浅間山や北アルプスなどの絶景が望めます。
主な登山ルートは鳥居峠ルートやパルコール嬬恋スキー場ルートがあり、初心者から中級者まで楽しめます。
コース難易度は初心者向きで急傾斜や危険な岩場はなく、特に冬はスノーシュー登山が人気です。
今回登った四阿山のルート概要
- 駐車場は「旧・あずまや高原ホテル」付近の路肩。
- スタートして樹林帯を抜けると、菅平牧場の敷地内に入る。
- 牧場内は緩やかな坂道。開放感抜群で四阿山の山頂のほか、浅間山や北アルプスも見える。
- 牧場を抜けると樹林帯に入る。途中、神社の鳥居がある。
- 樹林帯を抜けると展望が開け、岩が出ている登山道でやや急になる。
- 山頂直下の坂道は急だが長くないのですぐ登れる。
四阿山日帰り登山の「計画」と「実際」
- YAMAP登山計画でコースタイム×1.0(5h36m)で設定。
- この日は良い天気で、冬の四阿山は過去に登ったこともある。
- 前日登ったYAMAP日記を見るとトレースはしっかりありそう。
- チェーンアイゼンでも登れるくらいだが、スノーシューで歩きたい。
- お守り代わりに12本爪アイゼンもリュックに収納。
- 予定時刻は出発07:00、山頂10:08、下山12:36。
- 出発07:05、山頂09:26、下山11:19。
- 登り2時間20分、山頂休憩25分、下り1時間30分、合計4時間15分。
- ツボ足でも登れるくらいにトレースはしっかり固まっていた。
- 足場の狭い場所はなく、スノーシューでもとても歩きやすかった。
- アイスバーンのような凍結部分はなく、クランポンが一番効きやすい圧雪。
四阿山日帰り登山の装備と持ち物
この日の山頂付近の天気予報は、気温マイナス8度、風速7mほど。
実際、風は弱く、素手でもすぐには寒くならなかったので気温もそこまで冷え込んでない印象でした。
スタートから使用した装備
種類 | ブランド | 商品名 |
---|---|---|
ビーニー | サロモン | アクティブビーニー |
バラクラバ | ファイントラック | メリノスピンバラクラバ |
ネックウォーマー | スマートウール | サーマルメリノリバーシブルネックゲイター |
サングラス | オークリー | レーダーロックパス |
ドライレイヤー | ファントラック | ドライレイヤーベーシックロングスリーブ |
ベースレイヤー | ファントラック | メリノスピンライトジップネック |
フリース | ザ・ノースフェイス | エクスペディショングリッドフリースフルジップフーディー (レビュー記事あり) |
ドライレイヤー(タイツ) | ファントラック | ドライレイヤーベーシックタイツ |
ベースレイヤー(タイツ) | ファントラック | メリノスピンライトタイツ |
防風シェル | ザ・ノースフェイス | ベンチャージャケット (レビュー記事あり) |
トレッキングパンツ | ザ・ノースフェイス | アルパインライトパンツ (レビュー記事あり) |
インナーグローブ | ファントラック | ドライレイヤーインナーグローブ |
グローブ | ブラックダイヤモンド | ミッドウェイトソフトシェル (レビュー記事あり) |
インナーソックス | ファントラック | ドライレイヤーインナーソックスクルー |
ソックス | ダーンタフ | #1953マウンテニアリング マイクロクルー ヘビーウェイトフルクッション |
リュック | カリマー | リッジ30 (レビュー記事あり) |
保温ボトル | サーモス | 山専用ステンレスボトルFFX-501 |
ボトルホルダー | マムート | リチウムアドオンボトルホルダー |
ポーチ | パーゴワークス | スナップ |
トレッキングポール | ブラックダイヤモンド | トレイル |
登山靴 | AKU | CONERO Ⅲ GTX |
スパッツ | イスカ | ライトスパッツフロントジッパー |
スノーシュー | タブス | フレックスVRT |
持って行ったけど使用しなかった装備
種類 | ブランド | 商品名 |
---|---|---|
ミドルレイヤー | アークテリクス | アトムフーディー (レビュー記事あり) |
レインウェア上下 | ザ・ノースフェイス | マウンテンレインテックス |
グローブ(ミット) | ブラックダイヤモンド | ソロイストフィンガー |
12本爪アイゼン | グリベル | G12ニュークラシック (レビュー記事あり) |
四阿山日帰り登山での行動食と水分補給
商品名 | 補給量 | エネルギー | 炭水化物 |
---|---|---|---|
ミレービスケット | 1袋(120.0g) | 650kcal | 76.8g |
カロリーメイト(チョコ) | 2本(40.0g) | 200kcal | 20.9g |
ブラックサンダー | 1個(21.0g) | 111kcal | 13.0g |
キットカット | 1個(11.6g) | 62kcal | 6.9g |
ポカリスエット | 500mL | 125kcal | 31.0g |
四阿山登山口の駐車場(旧あずまや高原ホテル前)
冬の四阿山登山の際に多く利用される登山口。
「旧・あずまや高原ホテル」という廃業したホテル付近の道路脇に車を停めます。
周辺の道路脇に何台も停められるようになっているので、収容台数は十分。
スマホ電波(ドコモ)は50Mbpsあり、十分過ぎるほどの速さでした。
四阿山日帰り登山レポート
四阿山ヤマップ登山データ
四阿山 あえてスノーシュー / マッシュさんの四阿山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山スタート(駐車場〜菅平牧場内)
スタート時点(午前7時)で外気温マイナス6度。
晴れていて風もないのでそこまで寒くありませんでした。
最初の樹林帯。
この時点で標高1,443m。
さっそくスノーシュー(TUBBS FLEX VRT)装着です。
開放感がある牧場の様子。
スノーシューを履いた状態での雪の埋まり具合。
この日は雪が固まっており、スノーシューじゃなくても十分登れるくらいでした。
四阿山の山頂。
牧場から浅間山見えます。
前日までのトレース付きまくり。
戸隠山(左)と高妻山(右)。
菅平高原のスキー場が見えます。
樹林帯〜根子岳分岐
1時間ほど歩いて樹林帯の中へ。
この日の寒さは中厚グローブでちょうど良かったです。
8合目(標高2,100m付近)。
冬山登山はあったかいドリンクに限る。
樹林帯を抜けると展望が開け景色が良くなります。
根子岳との分岐点。
根子岳分岐〜四阿山の山頂
根子岳ちら見。
根子岳まで行くと時間かかりそうだったのでやめておきました。
あの坂道を登れば山頂です。
ラストの登り坂。
そこまで急じゃないです。
四阿山(標高2,354m)の山頂に到着。
四阿山は2度目の登頂です。
根子岳。
嬬恋村のバルコールつま恋というスキー場から登るルート。
トレースあるので誰か登ってきていたようです。
浅間山と嬬恋村のキャベツ畑。
下山
20分ほど休憩して下山。
この日の雪の様子。
ルート上はしっかり踏み固められていて踏み抜くことはなかったです。
四阿山日帰り登山まとめ
ということで四阿山日帰り登山でした。
フカフカではなく表面が固い雪でしたが、スノーシュートレッキングはやっぱり楽しかったです。
冬の四阿山は人気なので、晴れの日になると大勢の登山者で賑わいます。
難易度もそこまで高くないので、雪山初心者でも十分登れる山です。
冬の四阿山、ぜひ登ってみてください。