新潟県にある百名山・越後駒ヶ岳に3年ぶりに登ってきました
越後駒ヶ岳の登山口は滝雲の名所でもある枝折峠(しおりとうげ)
滝雲は見たことなかったのでそれも兼ねての登山です
新潟の山奥にある名山の登山日記を是非ご覧ください^_^
越後駒ヶ岳の駐車場・登山口について
越後駒ヶ岳の登山口は滝雲の名所である枝折峠です
関越道の小出インターが最寄り
そこから国道352号線を約40分走って枝折峠に向かいますが、この国道がまさに「酷道」!
最後の集落を抜けると対向車とギリギリすれ違えるくらいのクネクネ道が続きます
また、ここは国内有数の豪雪地帯
この国道352号線も例年11月上旬に冬期通行止めになり、枝折峠にも車で行けなくなります
越後駒ヶ岳のYAMAP登山データ
越後駒ヶ岳 冬の通行止め直前に駆け込み / つのださんの道行山(新潟県)・小倉山(新潟県魚沼市)・越後駒ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登りは約2時間半、下りは約2時間でした
スタート地点の枝折峠から小倉山までは細かいアップダウンを繰り返しながら少しずつ標高をあげていきます
小倉山を通過すると徐々に坂が急になり、駒の小屋直下にこのコース一番の難所と急登があります
駒の小屋を過ぎたら山頂はすぐそこ
山頂からは同じ越後三山の中ノ岳と八海山がすぐそこに見えるほか、尾瀬の山々も見ることができます
越後駒ヶ岳の登山日記
午前5時頃に到着したときの枝折峠の様子です
平日でしたが天気も良く滝雲狙いの人で混んでましたがギリギリ滑り込みました
ちなみに登山口に近い方の駐車場はもちろん満車
遅く到着した車は隙間に無理矢理に停めてました
ここの駐車場にはトイレがありますが、この日で冬季閉鎖していました
駐車場からすぐのところにスタート地点の登山届ポストがあります
登るとすぐに公認の滝雲ビューポイントがあります
滝雲がよく見える場所は大勢のカメラマンが陣取ってました
ビューポイントからは素晴らしい滝雲が見れます
右奥に見える山は厳しい鎖場があり「越後の穂高」と呼ばれる荒沢岳です
枝折峠からはずっと稜線上の登山道を歩いていきます
この時点では越後駒ヶ岳山頂が雲で隠れています
滝雲ばかり見てしまいますが、反対側の魚沼市街地方面も素晴らしい景色です
というかこっち側も雲海がある
20分くらい歩いて明神峠という場所に着きました
滝雲ハンターのカメラマンたちはさすがにここまでは来ないようです
明神峠を過ぎたあたりからも滝雲の絶景を拝めます
誰もいないのでこっちの方がオススメかも
稜線上は景色が良くて気持ちいい登山が楽しめます
このコースはずっと左側に荒沢岳を見ながら歩いていきます
スタートから約1時間20分で小倉山の分岐に到着
まだ山頂は雲の中
小倉山まではあまりキツくないですが、ここから少しずつ急になります
標高があがってきて超いい景色
奥只見湖にはまだ雲海が広がってます
いつの間にか山頂の雲が全部晴れた!!
駒の小屋直下にある越後駒ヶ岳一番の難所です
赤い印を辿っていけば問題なし
とはいえ転倒すれば滑落危険あるので十分注意ですね
スタートから約2時間20分で駒の小屋に到着
とても綺麗な外観です
1階の出入口はすでに閉鎖されています
小屋泊は2,000円、テント場は狭いですが500円です
2階の冬期入口を開けて覗いたらこんな感じです
内部もとても綺麗
避難小屋ですが夏は管理人の方がいるらしいです
駒の小屋から上には最近降った雪が残ってました
小屋から10分ほど登っていくと・・・
越後駒ヶ岳山頂に到着!!
標高は2,003m
風もなく寒くもなくとっても気持ちいい気候
この像は猿田彦様というらしいです
剣を持ってたはずですが、ないので朽ちたと思ったのですが冬仕舞いしたようです
南東方向の景色
右側は中ノ岳
中央のまーるい山が平ヶ岳
その奥には燧ヶ岳、至仏山といった尾瀬の山々
さらに奥には日光白根山が見えるはず
西側のすぐ近くには日本酒で有名な八海山がありますが雲で隠れてます
西側のさらに遠くには同じ新潟県の柏崎市にある米山がうっすら見えます
北側には冬になると「東洋一の雪庇」ができる守門岳
山頂でいい眺めを堪能したので下山します
駒の小屋を上から見るこの眺め、いい景色ですね〜
雲海が残っているところが秘境・奥只見です
下ってきました
さすがに雲海はもう消えてますね
越後駒ヶ岳登山 まとめ
新潟の山は登山口も超山奥で車で行くのも大変なパターンが多いです
でもその秘境感をたっぷり感じることができるのが新潟の山の魅力の一つですね
越後駒ヶ岳はロングコースではありますが日帰りで十分登れる山です
でもそこをあえて駒の小屋に泊まってみて新潟の名山を堪能するのも良さそうです
次に越後駒ヶ岳に登る時は駒の小屋に泊まろうかなと思ってます
皆さんもぜひ越後駒ヶ岳を堪能してみてください