粟ケ岳 新潟の隠れ名峰に挑むも敗退 2022.1.6

北海道・東北・新潟

2022年の登山は2連続撤退からスタートとなりました。

ただ今までの僕は撤退という考えなんてあまりない中で登山をしてたので身の危険を感じたら引き返すということを学びました(笑)

すでに36歳ですが少しは成長したかな

粟ケ岳ってどんな山?

新潟県の三条市と加茂市の境目にある標高1293mの山です。

日本三百名山、新潟百名山に選定されています。

頂上へのアクセスは2コースあり、三条市からの北五百川(きたいもがわ)登山口と加茂市からの中央登山口です。

いずれの登山ルートも急登が連続する往復約10kmの道のりで体力勝負となること必至です。

新潟県の山のグレーディング表ではもう少し体力度を上げた方いいんじゃないの?ってくらい疲れます。

頂上からは新潟平野の背後に佐渡ヶ島が見え、反対側には守門岳や飯豊連峰をはじめ遠く磐梯山まで見えます。

標高1300mに満たない山ですが、アルプス並みのキツさと景色を兼ね備えた僕のお気に入りの一つです。

登山口

今回登った登山口は三条市の北五百川登山口です。

冬に登るのは初だったので行くまで分かりませんでしたが、冬は通常の駐車場までは除雪されてないため行けず、だいぶ手前の駐車スペースに停めることになります。

今回の粟ケ岳登山データ

粟ヶ岳 2022-01-06 / つのださんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

粟ケ岳登山日記

奥に見える山が粟ケ岳。

粟ケ岳すぐ手前に八木が鼻という巨大な崖があります。

これは新潟県が誇る通称「越後のヨセミテ・エルキャピタン」です。嘘です(笑)

除雪最終地点。

夏はさらに上まで車で行けます。

少し戻ってここに駐車。

快晴なので1人くらいいるかなと思いましたが誰もいませんでした。

↓↓↓駐車位置はこの辺↓↓↓

準備万端。

この圧倒的な存在感!

トレースはなんとなーくある感じ。

ウサギのトレースが横切ってます。

登山口。

夏ならここに車を止められますが、冬はここまで20分〜30分くらいかかります。

すでに息が上がってます。

それにしても天気がいい!

冬晴れの日に山に登るのは最高です。

レッツゴー

氷柱群。

雪が積もって狭くなり滑落危険あり!

ここの道結構危ないです。

2、3の沢を越えていきます。

6月〜8月くらいはヤマビルで恐れられている粟ケ岳ですが当然ながらそんな様子は1ミリもありません。

しばらく進むと登りだします。

粟ケ岳の登りはなかなか強烈なのでしっかり準備を!

何もトレースがなくなりましたが?笑

景色がよく見えるポイントまで来ました。

真っ白な守門岳がよく見えます。

完全に道がわかりません!

YAMAPのルート見ながらなんとか進みます。

ブナ林とトレース。

ウサギのトレースを頼りに進んでいきます(笑)

ちなみにワカンつけてこのくらい埋まります。

こういうの好きです(笑)

途中にある避難小屋?

上の入り口が壊れていて中は床が抜けてたのでさすがに寝れないかな。

どうか潰れませんように。

ウサギがこんなにも心強いと思った日は生まれて初めてかもしれません。

振り返れば正面に弥彦山。

この辺りからいつ引き返そうか悩みながら進みました。

尾根上を歩けば進んでいく感じもしますが本当の道がどこにあるのか全く分からなくなりました。

木の枝からの攻撃はすごいし、木の根元付近は腰まで踏み抜くしで大変!

ということで引き返します。

午の背と呼ばれるナイフリッジまで行きたいとは思ってましたが、この雪だとまだまだ時間かかりそうなので。

冬の粟ケ岳は手強いですな。

登りのキツさが嘘のように一気に下山。

また来くよー!

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