この記事ではネイチャーハイク折り畳み式バッグをレビューします
皆さんアタックザックは持っていますか?
アタックザックは、宿営地や分岐点に大きなバックパックを置いて山頂にアタックする際、必要な荷物のみを詰める小型のバックパックです
メインのバックパックを担いでいる間は使わないため、コンパクトに収納できて、かつ、山頂アタック時には荷物もちゃんと入るという機能が求められます
特にアルプスなどにテント泊縦走を計画している人にとっては検討の余地ありです
また、アタックザックの機能ゆえに日常生活や旅行先でのサブバックとしても便利なアイテム
おすすめアタックザックとしてネイチャーハイク折り畳み式バッグのレビュー記事を書いたのでぜひ見てください^_^
ネイチャーハイク折り畳み式バッグの基本スペック
ネイチャーハイク折り畳み式バッグは18Lと22Lの2種類があります
それに加えてここではモンベル ポケッタブルライトパック18と比較してみました
生地の強度や耐水性はmont-bellの方が上ですが、軽さやサイズに関してはネイチャーハイクの方がよりコンパクト
何よりネイチャーハイクの方が経済的です
Naturehike 折り畳み式バッグ | mont-bell ポケッタブル ライトパック18 | |
容量 | 18L / 22L | 18L |
カラー | ブラック、グレー、ブルー | ブラック、ダークグリーン、イエロー、ネイビー |
素材 | 30デニール ナイロン防水生地 | 70デニール・ナイロン・リップストップ (ウレタン・コーティング) |
重さ | 18L:110g 22L:170g | 181g |
使用サイズ | 18L:幅23×奥17×高42cm 22L:幅26×奥19×高48cm | 幅28×奥15×高48.5cm |
収納サイズ | 18L:7×12cm 22L:8×18cm | 18×23cm |
金額 | 18L:2,690円 22L:2,990円 Naturehike公式ショップ 2024年5月時点 | 5,500円 mont-bell公式ショップ 2024年5月時点 |
ネイチャーハイク折り畳み式バッグの外観
ここからは僕が使用している18Lモデルを紹介します
22Lモデルの方が前面ポケットが広くなっていますが、限られた荷物しか収納しないので容量差4Lよりも収納時のコンパクトさを重視して小さい方を選びました
全体像
メイン荷室と前面ポケットだけのシンプルな構造
前面ポケット
入り口が狭いですが奥行き約26cmと意外と深いポケットです
ここに収納できるのは財布、ヘッドライト、グローブ、行動食などですね
サイドポケット
メッシュ生地のポケットが両サイドに付いています
通常のバックパックのサイドポケットと変わらないので、転倒でもしない限り落下することはなさそうです
ショルダーハーネス
ショルダーハーネスはメッシュ生地でとても薄いです
胸と腰のベルトはありません
薄くて細いので少し頼りなさそうですが、折り畳み式バッグとしては普通かなと思います
止水ファスナー
メインと前面ポケットのファスナーはいずれも止水ファスナーですが、それゆえに少し開け閉めしづらいこともあります
収納袋
収納袋はバッグ本体と繋がっているので紛失リスクの心配は少ないです
ネイチャーハイク折り畳み式バッグを担いだ様子
山での使用時を想定した荷物を収納して担いでいます
特に違和感なく体にフィットしていると思います
胸と腰にベルトはありませんが、そこまで重い荷物を担ぐわけではないので、なくても問題ないと感じてます
ネイチャーハイク折り畳み式バッグの収納方法
収納袋はメイン荷室内側と紐で繋がっているので、まずバッグ本体を裏返します
畳み方は収納袋に入ればなんでもOKですが、僕はまず三つ折りにします
そして収納袋に入るサイズまで畳みます
そこまでシビアに畳まなくても押し込めば入ります
もしかしたらダウンシュラフみたいに畳まずに押し込んでいっても入るかもしれません笑
ネイチャーハイク折り畳み式バッグのレビュー
軽量コンパクトに収納できて、使わない時でも邪魔にならない
アタックザックを使うのは宿営地と山頂の往復など限定された区間のみ
登山行程全体から見ると活躍する場面は限られています
メインのバックパックに収納されている時間が長いので、軽くて収納時にも邪魔にならないことがアタックザックにとって一番重要かなと思います
この点、ネイチャーハイクの折り畳み式バッグはとても優れているので、アタックザックとして最適かなと感じてます
見た目は小さいけど必要なものは十分入る
アタックザックは宿営地と山頂の往復などでの使用が想定されるため、実際の登山時に収納するものはそこまで多くありません
主に収納すると思われるのは、レインウェア、フリース、ダウンジャケット、グローブ、ヘッドライト、ドリンクボトル、行動食、財布などなど
18Lという少ない容量ではありますが、十分入ります
上記のものを収納しても、まだ余ってます
カメラやミニ三脚を持っていく方は、大きさによっては22Lサイズも検討の余地ありです
実際に僕が使用した登山は、
・飯豊連峰 切合小屋と飯豊山の往復
・北アルプス 薬師峠キャンプ場と薬師岳の往復
など
それなりの距離と時間がかかるコースでしたが、問題なく使用できました
触った感じはペラペラだが、意外と丈夫
触るとペラペラなんです笑
でも今まで登山で使用する中で枝や岩にぶつけたことも何度かありますが、破れたりとかはまったくなしです!
安いですが、そこまで心配しなくても良さそうです
まぁ安いのでもし破れても買い替えましょう笑
一応、防水使用だが、あまり期待しないがいいかも
30デニールのナイロン生地と止水ファスナーが採用されているので防水仕様ではあります
小降りな雨なら耐えられると思いますが、生地も薄いので過度な期待は禁物かなと思います
メインバッグとして使うバックパックのようにレインカバーはないので、大雨のときは中のものを防水スタッグバッグなどに入れて使った方が良さそうです
背面パネルがないので硬いものを入れるとゴツゴツ感が背中に伝わる
メインバッグとして使うバックパックと違って背面パネルはないので、荷物を入れすぎたり硬いもの入れるとゴツゴツ感がダイレクトに背中に伝わってきます
他メーカーの折り畳み式バッグでも背面パネルがあるものはないと思うので、この点はしょうがないですね
ネイチャーハイク折り畳み式バッグはこんな人におすすめ
山で使うならテント泊登山をする方には是非アタックザックとして使ってほしいです
どうせ同じ場所に戻ってくるなら、重いバックパックは宿営地や分岐点などにデポして身軽になれば、その後の疲労度は大きく違ってきます
また、旅行やロードバイクでのサイクリング時にサブバッグとして使うのも便利です
とにかく軽くてコンパクトに収納できるので、ついでに持っていけるのが一番のメリットかなと思います
ネイチャーハイク折り畳み式バッグのレビューまとめ
ネイチャーハイク折り畳み式バッグをレビューしました
安くて軽くて必要最低限のものは十分入る!
いろいろなアタックザックもありますが、はっきり言ってネイチャーハイクで十分という僕の個人的な感想です
ネイチャーハイク製品はクラウドアップ2という2人用テントも別記事で紹介しているので良かったら見てください(^ ^)