登山道具を揃える際にはレインウェアと同じくらい優先順位が高いソフトシェル
この記事では僕が登山で使っているザ・ノースフェイス ベンチャージャケットを紹介します
風が少し冷たいなと思ったら1枚羽織るだけでも寒さを凌げる
防水加工もされているので、少しの雨ならレインウェア不要
ベンチャージャケットを1枚持っていると、あらゆる場面で活躍してくれます
そこでこの記事では僕が今までベンチャージャケットを使ってきて感じたポイントをまとめてみました
購入を検討中の方は参考にしてください^_^
ちなみにこの記事で紹介しているベンチャージャケットのカラーはネイビーです
ザ・ノースフェイス ベンチャージャケットのスペック
スペック
生地 | HYVENT Biobased Nylon Clear D(2.5層) (表側:ナイロン100%、裏側:ポリウレタンラミネーション) |
機能 | ・裏面ビーズ加工の2.5層シェル ・ワンハンドアジャスター対応フーデッド ・両脇ファスナー付きポケット ・裾ドローコード仕様 ・内側ゴムに裾ドローコード収納可能 |
原産国 | ベトナム |
サイズ | S、M、L、XL、XXL ※XXLはメンズのみ |
重量 | メンズ:約225g(Lサイズ) レディース:約210g(Lサイズ) |
カラー | メンズ:ケルプタン、マンダリン、ニュートープ、アーバンネイビー、 ブラック、レトロオレンジ レディース:ダスティコーラルオレンジ、ケルプタン、ニュートープ、 ブラック、ボイセンベリー、ミスティーセージ |
サイズ
メンズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
S | 68 | 55 | 46 | 60 |
M | 70 | 57 | 47 | 62 |
L | 72 | 59 | 49 | 64 |
XL | 74 | 61 | 50 | 66 |
XXL | 76 | 63 | 52 | 68 |
レディース | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
S | 61 | 49 | 37 | 60 |
M | 63 | 51 | 38 | 62 |
L | 65 | 53 | 40 | 64 |
XL | 67 | 55 | 42 | 66 |
(参考)181cmの僕がXLを着たときのサイズ感
幅、長さ、共にちょうどいいです
ベンチャージャケットは他のジャケットと比べるとスリムな胴回りです
登山で使用する際は、中にウェアを着ることがあるので少し余裕があってもいいかもしれません
中にユニクロのウルトラライトダウンを着た様子
少し着膨れしてる感はありますが、登山中の防寒対策として使えると思います
ザ・ノースフェイス ベンチャージャケットの外観
前後それぞれにワンポイントのロゴデザイン
無駄な装飾がないシンプルなデザイン
やわらかで軽量、ドライな肌触りの防水透湿素材HYVENT-D
フードには首元と後頭部にコード付き
首元は両サイドにドローコード付き
あと後頭部にもひとつドローコードが付いてます
後頭部のドローコードは、こんな感じで操作することになります
ちなみにフードを締めるとこんな感じになります
前面は止水ファスナー
通常のファスナーとは見た目も違う止水ファスナー
これがあるかないかで雨水の浸入程度がまったく変わってきます
両サイドのポケット
左右両方のジップ付きポケット
中は意外と広く、上端は胸の縫い目のところまであります(ごめんなさい、画像映ってません)
ただ、バックパックを担ぐとヒップベルトと被ってしまうのが難点
ドローコード付きの裾
裾の内側にドローコードが付いてます
ドローコードの先端にフックがついており、絞ったあとに上部のループに掛けておくことができます
でも、絞ったあとにフックにかけるのは面倒くさいので大抵掛けてません笑
ベルト付きの袖
袖はベルト付きで、雨のときに閉めておけば雨水の浸入を防ぐことができます
とは言っても、この機能は普通のジャケットなら大抵付いてますね
付属のスタッフサック
ベンチャージャケットはスタッフサックに収納するタイプです
収納後のサイズについては後述
ザ・ノースフェイス ベンチャージャケットのレビュー
こんなに薄いのに冷たい風はしっかり防いでくれる
触り心地はペラペラなので少し不安でしたが、実際登山で使ってみると不思議なくらいに風を防いでくれます
こんなに薄いのに、なぜこれほどまでに体感温度が違うんだと笑っちゃうくらい
登山で体温管理するためには適切なレイヤリングが本当に重要だなと感じます
防水透湿素材の機能が期待以上!止水ファスナーも付いて少しの雨ならレインウェア不要
ノースフェイス独自のHYVENT-Dと呼ばれる防水透湿素材のおかげで雨だけでなく内部の蒸れも防いでくれます
外からの雨風を防ぎつつ、発汗による内部の蒸れを発散しれくれるため不快感が軽減されます
ワー◯マンの安価なジャケットを着たときと比べると快適さがまったく違いました
また、前面の止水ファスナーも濡れ防止に一役買ってくれてます
ベンチャージャケットを着ていれば小雨くらいならレインウェアは不要
登山中にポツポツあたると不安になりますが、僕は空を見て雨雲が薄ければレインウェアを着ずに続行します
GORE-TEXほどではないですが、ソフトシェルジャケットでこれだけの機能があれば十分ですね
冬山登山でも中間着として使える
冬山でも常に寒いわけではありません
ハードシェルだと暑いけど、ベースレイヤーだと寒いみたいな状況はよくあります
そんなときベンチャージャケットを中間着として着ておけば、より細かい体温調節が可能
寒くなったらベンチャージャケットの上からハードシェルジャケットを着るも良し
また、ベンチャージャケットの下にフリースやダウンジャケットを着るも良し
ベンチャージャケットのような万能シェルを持っているとさまざまな場面に対応できます
着ないときには超軽量コンパクトに収納できる
生地が薄いことでスタッフサックへの収納サイズも手のひらに乗るほどコンパクト
収納サイズは長さ約15cm、厚み約10cm
スタッフサックを使わなくても薄く畳めるので、雨蓋内やフロントポケットなどの余ったスペースにラクラク収納できます
登山のときだけ着るのはもったいない!街でも着れるシンプルデザイン
ワンカラーにノースフェイスのワンポイントロゴ
とってもシンプルでスタイリッシュなデザインは山で着るだけではもったいない
僕は春や秋などに街に出かけるときによく着ていきます
着ないときも小さく畳んでショルダーバッグに収納できるので本当に便利
冬でも10度前後くらいの寒さなら、インナーにフリースやニットなどを着ておけば使用できます
止水ファスナーは少し操作しづらい
普通のファスナーと比べると滑らかさが少し劣るかなという印象
無理に引っ張るとジップコードが壊れるかもなので、生地を巻き込まないように気を遣った方がよさそうです
首元のドローコードは前面ファスナーが全部閉まっていると操作しづらい
首元についているフード用のドローコードは前面ファスナーを少し開けないと操作しづらいです
ファスナーを20cmくらい開けてから被れば問題なくできます
後頭部のドローコードは操作可能です
ザ・ノースフェイス ベンチャージャケットのメンテナンス方法
使用後の洗濯について
ベンチャージャケットの選択表示を見ると手洗いマークが付いてます
本当に手洗いしてもいいですが、面倒なので僕は洗濯機の手洗いモードで洗っています
洗ったあとは陰干ししましょう
皮脂や泥などの汚れが付着したまま放置すると生地の劣化を早めてしまします
汚れがついたあとはなるべく早めに洗いましょう
また乾燥機での使用やアイロン掛けは厳禁ですので注意
撥水が落ちてきたときのメンテナンス
撥水が落ちてきたらレインウェアと同じ洗剤&撥水剤でメンテナンスすると復活します
いろんなメーカーから販売されていますが、僕はニクワックスを使っています
ポリウレタンは劣化する?
ベンチャージャケットは表生地はナイロン100%ですが、裏生地にポリウレタンを使用しています
登山ウェアは何かとポリウレタンが含まれてますよね
ポリウレタンの特徴としてゴムのように伸びるので、ストレッチ性が出せて登山中の動きやすさを実現してくれます
しかしながら、このポリウレタンは劣化するんです
使っていなくても3〜5年で剥離やベタ付きなどが生じてくるため、一定サイクルで買い替えが必要
幸いにもベンチャージャケットはノースフェイスのジャケットの中でも優しい値段設定なので、劣化してもまた買い直せそうですね
ザ・ノースフェイス ベンチャージャケットはこんな人におすすめ
登山をする方であれば中間着をお探しの方におすすめです
防風・防水ソフトシェルとして活用できるベンチャージャケットは登山中にはとても便利なアイテムです
ただ、やはりレインウェアやハードシェルを持っている前提での中間着ですのでご注意ください
街で着る方には、さっと羽織れるちょっとした寒さを凌げるジャケットとしておすすめ
とっても軽量コンパクトなので着ていても軽いし、脱いでも荷物の負担になりません
また、価格もノースフェイスの他のジャケットと比較すると安いので初めて買うノースフェイスアイテムとしていいかもしれません
ザ・ノースフェイス ベンチャージャケットのレビューまとめ
ノースフェイス ベンチャージャケットをレビューしました
登山でも街でも使える防風&防水ソフトシェルとしておすすめのアイテムですので、この記事が皆さんの参考になれば幸いです^_^