今回は僕が長年使っているアークテリクス アロー22を紹介します
アロー22と言えば、アークテリクスを代表する人気のバックパック
登山でも使ったことはありますが、どちらかというと街中の方がよく見かける印象ではないでしょうか?
僕が今まで使ってきた感想を踏まえて、登山用としてオススメできるのか、この記事で改めて考えてみたいと思いますのでぜひ参考にしてみてください(^ ^)
アークテリクス アロー22のスペック(現行モデル)
メーカー | アークテリクス(Arc’teryx) |
製品名 | アロー22(ARRO22) |
金額 | 37,400円(税込) |
カラー | lola、Black Ⅱ、Cloud |
素材 | 表面側:ナイロン100% 、コーティング:ポリウレタン100%(装飾を除く) |
サイズ | 幅:30cm 高さ:55cm 奥行:25cm |
容量 | 22L |
重さ | 1,080g |
容量を考えると金額は少し高めかなという印象
カラーは3色展開
重さは1,080g
同等の容量で僕が持っているマムートリチウム20が740gなので少し重量があります
アークテリクス アロー22の外観
僕が持っているアロー22は少し古いモデルです
現行モデルと違う部分もありますが、形やデザイン、収納部分などは大体同じなので参考にしてもらえればと思います
全体の外観
アークテリクスのロゴである始祖鳥が刺繍されている超シンプルデザイン
シンプルゆえにさまざまな場面で活躍できるバックパックです
中央にはジップを開けると小物類を収納できるカンガルーポケットにアクセスできます
横から見るとあまり奥行きのないバックパックであることがわかります
22Lというそこまで大きくない容量ですので欲張りすぎるとすぐキャパオーバーします笑
また底部は斜めにカットされた独特な形状
後述しますが、この斜めカットのおかげで担ぎやすく疲れにくいバックパックを実現しています
メインコンパートメント
メインコンパートメントは上部のダブルジッパー部分からアクセスできます
メインコンパートメント内にはハイドレーションホルダーもあります
僕が持っているモデルは古いのでポケットが1つしかありませんが、現行モデルは3つのポケットがあり、15インチのノートパソコンやタブレットをピッタリ収納できる仕様になっています
ハイドレーションを収納するとこんな感じ
バックパック上部にはチューブを通す穴が付いています
穴から外に出したチューブは右側ショルダーハーネスに付いているリングに通すことができます
カンガルーポケット(=フロントポケット)
前面部分の縦のジッパーを開けるとカンガルーポケットがあります
内部はキークリップ付きで、小物を素早く出し入れできます
厚みがあるポケットなのですぐに取り出したい防風シェルなども収納可能
サイドポケット
両サイドにはボトルをピッタリ収納できるポケットが付いています
片方だけマジックテープ付きで落下防止措置がなされています
ショルダーハーネスとチェストベルト、ウエストベルト
タウンユース用バックパックにはこれらのベルトがないことが多いので、この点はやはり登山用も兼ねているのかなという印象です
バックパックを担いでベルトを締めるとこんな感じ
チェストベルトがやや上にありますが、許容範囲内かなと思います
背面パネル
ロゴが大きく描かれた背面パネル
現行モデルの背面パネルはメッシュ状になっているため蒸れを防ぎ、常に背中を快適に保ってくれます
アークテリクス アロー22を実際に担いだ様子
スリムなバックパックなので担いだときの見た目はとてもスタイリッシュ
後ろに突き出る感じがなくスッキリ見えるのが好きです
ベルトを絞めるとこんな感じです
アークテリクス アロー22のレビュー
スタイリッシュでシンプルなデザインがとにかくカッコイイ
幅が広すぎないスタイリッシュな形状
モノトーンカラーの生地にロゴが刺繍されたシンプルデザイン
中央を縦に走るジップ
とにかく見た目がカッコイイ!!
シンプルゆえに登山ウェアや通勤時のスーツなどいろんな服装に合わせられます
底面に傾斜があることで重心が体に近くなり担ぎやすい
アロー22の底面は斜めにカットされた珍しい形状
この形状のおかげで収納した荷物が前傾するような形になり、自然と重心が体に近くなります
ベルト類をキツく絞めなくても体にフィットする形状になっていることで長時間担いでも疲れにくい構造になっています
チェスト&ウエストベルトがあるので激しく動いてもバックパックはしっかり安定!
登山用のバックパックでは大体付いてるベルト類ですが、タウンユースのバックパックではないこともあります
アロー22にはチェストベルトとウエストベルトが付いているので、自転車通勤するような体を動かす場面でもしっかり安定してくれます
僕は登山するときはウエストベルトに小物入れが欲しい派なので、それが無いのが残念
ウエストベルトに小物入れが欲しいという方はマムートリチウム20をオススメします
丈夫な背面パネルのおかげで硬い荷物を入れてもゴツゴツ感がない
丈夫な背面パネルがあるおかげで硬いものを収納してもゴツゴツ感が背中に伝わりません
現行モデルはメッシュ状になっているので、背中の蒸れを防ぎより快適な仕様になっています
カンガルーポケットはよく使うものの出し入れがしやすくて便利
中央部を縦に走っているジップを開けるとカンガルーポケットがあります
よく使う小物類の出し入れも便利ですし、天候の変化に応じてサッと羽織れる薄手のジャケットも収納可能です
防水性と耐久性を備えた外側の生地は強くて丈夫!急な天候変化にも対応できる
外側の生地は耐久性のあるナイロン素材が採用されており、擦れや引っ掻きには強いので余程のことがない限り破れたりすることは考えられません
また、ある程度の防水性能もあるので、急な天候変化や小雨程度なら対応可能
ただ、長時間の雨には耐えきれないので登山時はレインカバーを用意したほうが良さそうです
止水ジップのおかげで天気予報が悪くてもある程度の安心ができる
生地と同様にジップも水に強い止水ジップが使われています
生地が防水でもジップがノーマルのものだと、ジップ部分から水が染みることはよくあるので、これも嬉しいポイントですね
ハイドレーションホルダーは狭い
メインコンパートメントにハイドレーションホルダーがありますが、幅が狭いです
上の画像で使っているハイドレーションはプラティパスの2Lモデルですが、空っぽの状態でもかなり窮屈でした
使うなら1L程度の容量でスリムなハイドレーションボトルを使用したほうが良さそうです
アークテリクス アロー22はこんな場合にオススメ
軽めの日帰り登山での使用がオススメ
登山の場合は軽めの日帰り登山での使用がオススメです
防水性の生地、チェスト&ウエストベルト、ハイドレーションホルダーなどが備わっていることを考えると登山利用も考慮されていると思います
ただ、ポールキャリアがないことや、少し重いことが気になります
あと僕個人的にはウエストベルトに小物入れが欲しいところです
それらを考慮すると美ヶ原や霧ヶ峰などのハイキング
また、もう少し登り坂がある山でも筑波山や高尾山など日帰りで登れて、そこまで体力的に厳しくない山で使うのが良いかもしれません
日常使いにとても適したバックパック
アロー22はタウンユース全般で使えますが、バイクや自転車で移動する方、電車利用で徒歩移動が多い方には特にオススメです
しっかり体にフィットするバックパックなので通勤時間が長くても疲れにくいバックパックです
僕自身も自転車通勤をしていましたが、荷物が多くても体にしっかりフィットして安定してくれます
シンプルでスタイリッシュなデザインゆえに登山ウェアのほか、フォーマルなスーツ、カジュアルな私服など、いろんな服装に合わせられるのがアロー22の魅力です
アークテリクス アロー22レビューまとめ
ということでアークテリクスアロー22をレビューしてみました
位置付けとしては登山と日常使いの中間みたいな作り方で、オールラウンドに使えるバックパックという印象です
デイパックとしては十分な容量ですので、登山などのアクティビティでも、そして日常使いでも、さまざまな場面で便利に使えるバックパックをお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか^_^