【ノースフェイス L1プラスシェルグローブをレビュー】夏山登山で便利な薄手の防水グローブ

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ) 登山道具

登山では季節を問わず常に携帯するグローブ

この記事ではザ・ノースフェイス防水グローブであるL1プラスシェルグローブを紹介します

想定される使用シーンは夏山をメインに、春〜夏〜秋、そしてインナーグローブすることででも使用できます

防水透湿素材で雨水を防ぐのはもちろんのこと、軽さ使いやすさを実現するこのグローブがどのような特徴を持っているのか、実際の使用感を交えながら詳しくレビューしていきます

ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブのスペックと外観

 素 材 HYVENT Biobased Nylon Clear D(2.5層)
(表:ナイロン100%、裏:ポリウレタンラミネーション)
<補強部>ポリウレタン樹脂
 機 能掌部分には堅牢度の高い補強素材を採用
超はっ水糸を使用
タッチスクリーン対応
 サイズ XS、S、M、L、XL
 カラー オフホワイト、ブラック、ニュートープグリーン
引用元:GOLDWINオンラインショップ
おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

手の甲側には目立つ位置にノースフェイスのロゴあり

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

掌部分は強度のある素材で補強されています

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

人差し指と親指部分がタッチスクリーン対応

両手とも対応しています

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

カラビナなどに引っ掛けられるループが付いてます

グローブを装着する際、このループを引っ張りながら手を入れるとやりやすいです

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

裏返した様子です

立体裁断されているのがよく分かります

ポリウレタンが含まれているので、長年使用していると劣化してきそうな気がします

手の周囲22.5cm、手の長さ19cmの僕がLサイズを装着すると

僕は手の周囲が22.5cm、手の長さが19cm

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

Lサイズを使っていて、長さはちょうど良いですが、指の周囲や掌の厚さに少し余裕があります

薄いインナーグローブならレイヤリングできそうです

ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブのレビュー

薄くて軽い!装着していない時はポケットにサッと収納できる

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

手に取ってみるとまず感じるのは薄い!そして軽い!ということ

防水生地特有のゴアゴア感もありません

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

縫い糸自体に撥水処理がされており、防水処理でよく採用されているシームシーリングがされていません

それにより軽さ薄さを実現しています

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

使っていないときグローブの収納場所に困ることがありますが、L1プラスシェルグローブならポケットに入れておいても邪魔になりません

ULハイカートレランなどをする方にとってはとても重宝すると思います

防水・防風機能はバッチリ!レイングローブとしての性能間違いない

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)
2024年6月斜里岳登山

L1プラスシェルグローブは「ハイベント」という防水透湿素材が採用されており、ある程度の濡れと蒸れを防いでくれます

上記の画像は6月下旬に北海道の斜里岳に登った時のものですが、この日の山頂付近は気温3度、それに加えて強風もあり6月としてはとても寒い日でした

それでも風と濡れはしっかり防いでくれたので、夏山登山に対応できる防水・防風機能はしっかり備えていると身をもって感じました

厳冬期は無理だけど、冬でもインナーグローブとセットで活躍できる

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

L1プラスシェルグローブ薄手のインナーグローブをすることで、標高にもよりますが冬でも活躍できるグローブです

上の画像はモンベルのインナーグローブの上にL1プラスシェルグローブを装着した様子です

窮屈さは特になく、操作性も問題なし

もともと少し余裕があったのでピッタリになりました笑

雪の降らない地域や低山であれば、年間を通して使えそうです

タッチスクリーンの反応はいい

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

今やグローブのタッチスクリーン機能は当然のように付いていますが、いざ使うと反応が悪いということありませんか?

人差し指での操作は問題なくても、親指でカメラのシャッターボタンを押す際になかなか反応しないこともありますよね

その点、L1プラスシェルグローブは意外と反応いいです

親指でシャッターボタンを押す際もしっかり反応するので今のところ問題なし

今後、使用を重ねていったときの反応については検証が必要ですね

掌部分は強度のある素材で補強されているため部分的な岩場には対応可能

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

掌部分は補強されているため、岩場鎖・ハシゴなどを掴む動作は問題なさそうです

ただ、北アルプスの大キレットのようにずっと岩場が続くような場所には不向きかなという印象

あくまで部分的な岩場や鎖場での使用が想定されます

ポリウレタンが含まれているため劣化は不可避

おすすめ登山用レイングローブ(ザ・ノースフェイスL1プラスシェルグローブ)

登山ウェアで素材でよく見かけるポリウレタン

L1プラスシェルグローブにもしっかり含まれています

ポリウレタンが含まれていることで、弾力性耐摩耗性耐候性などで優れた特性があります

その反面、経年劣化が避けられません

使用状況にもよりますが、長年使用していると裏生地のベタつきなどの症状が出てくると思います

ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブはこんな人にオススメ

夏山での防水・防風対策には最適なグローブ

この夏、縦走登山に行きたいと思っている人には是非おすすめです

泊まり登山の場合だと荷物が多くなりがちですが、薄くて軽いL1プラスシェルグローブなら使わないときポケットに入れておいても邪魔になりません

また、冬は標高の高い山には登らない場合なら、インナーグローブをすることで年間を通して使えるグローブです

ザ・ノースフェイス L1プラスシェルグローブ レビューまとめ

登山用のグローブって種類が多すぎて何を選べばいいか分かりません

日帰り登山がメインで泊まりは夏山だけという方は、とりあえずレイングローブがあれば十分かなと思います

L1プラスシェルグローブ本当に薄くて軽いので、手に持っただけだと少し物足りなさを感じるかもしれませんが、その性能は間違いなく山で使えるものですので、ぜひ検討してみてください^ ^

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