天気が良かったのでどこか登りに行こうかと考えた結果、五頭山で決まり!
山ごはんも兼ねて残雪の五頭山を楽しんできました。
五頭山とはどんな山?
新潟県の阿賀野市と阿賀町にまたがる標高912mの山です。
五頭連峰の主峰であり、連峰のほぼ中央に位置しています。
ちなみ五頭連峰最高峰は標高974mの菱ヶ岳です。
名前の通り頂上付近には5つの峰が一ノ峰から五ノ峰まであります。
分かりやすいネーミングで助かりますね。
峰が5つもあるので、その周辺はアップダウンを繰り返しますがそこまで激しい登り返しでもありません。
景色は最高で越後平野と日本海の向こうには佐渡島が見え、反対側には残雪期でも真っ白な飯豊連峰があります。
麓には五頭温泉があるので下山後には疲れを癒すのにもってこいです。
五頭山の難易度
五頭山の三ノ峰コースは危険な場所もないし、急登もないので登山靴などの基本的な装備があれば登山初心者やファミリーでも登れます。
五頭山の登山口と登山データ
今回登ったのは「三ノ峰コース」です。
五頭山はいろんなコースがありますが、その中でも最も登山客が多い登山コースです。
五頭山 三ノ峰コース 2022.3.25 / つのださんの五頭山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
五頭山の登山日記
雪がなければもっと上の駐車場に停められますが、まだこの時期は数百メートル手前の駐車場にしか停められません。
駐車場から三ノ峰コース登山口へ向かうには通常であれば車道の場所を歩いて行きます。
雪が溶ければこの辺りに車を停められます。
ちなみに五頭山スキー場コースを登れば四ノ峰と五ノ峰も通れるので全5峰を踏破できます。
15分くらい歩いて登山口に到着。
ここから三ノ峰コースの登山口です。
序盤は雪がない部分も多いかったです。
ちなみに同じ駐車場に停めて菱ヶ岳への登山道や五頭山スキー場コースなど別なルートに登ることもできます。
いずれのコースも周回して戻ってこれます。
途中から雪が増えてきましたが、前半はこんな感じでブナ林の間を歩いて行きます。
長靴で登っている人が結構いましたが、アイゼンをつけて歩いた方が断然ラクです。
「五頭のトトロ展望台」と書かれています。
トトロ!?どこ!?と思いましたが、
稜線上の木々がトトロに見えるらしいです笑(画像中央)
五頭の新名物ですね。
後半になると林が切れて景色が開ける場所が出てきます。
振り返れば越後平野を一望。
花粉が飛んでいるのか景色はかなり霞んでます。
三ノ峰近くまで来たら飯豊連峰が見えてきました。
ひときわ白いのですぐ分かります。
三ノ峰コースは稜線に出ると三ノ峰→ニノ峰→一ノ峰→前一ノ峰とピークを超えていくので凸凹です。
ニノ峰。
中央奥に見えるのが五頭山頂です。
パッと見まだ遠いですがそんなでもありません。
おそらく前一ノ峰への登り。
三ノ峰以降はこんな感じの登りを何回も繰り返します。
菱ヶ岳が超カッコイイです!!
前一ノ峰から五頭山頂とバックに真っ白な飯豊連峰。
前方に見えるが山頂ですが山頂標や三角点が雪で隠れていてまったく分かりません。
頂上からは飯豊連峰がキレイです。
五頭山よりも飯豊に心奪われてます。
五頭山ごめんなさい笑
菱ヶ岳方面も良い景色です。
五頭山は1000mに満たない低山ながら景色は3000m級です。
飯豊連峰を眺めながら昼ごはんは超贅沢です。
残雪のこの時期頂上でジッとしてると寒いですね。
帰り道、前一ノ峰への登り坂と菱ヶ岳。
連続する峰。
これが五頭山と呼ばれる所以です。
一ノ峰の鐘がだいぶ下にあります。
まだまだ雪はいっぱいです。
三ノ峰の避難小屋。
こちらも完全に埋まっていますが、入口部分は除雪されているので中には入れるようです。
素晴らしい菱ヶ岳を拝みながら下山しました。
登山初心者でも無理なく登れる山ないかなーと思ったら新潟県の五頭山オススメです。
1000m見たない山なのに景色は3000m級です(二度目です笑)
体力が有り余ってる人は五頭連邦全山縦走にチャレンジするのもアリですね。
なかなかの長期戦になると思います。
ということで五頭山へ是非!!