尾瀬と言ったら至仏山!
ということで至仏山に登ってきました。
至仏山は群馬県にある標高2,228mの山で、百名山にも選ばれています。
燧ヶ岳との間には尾瀬ヶ原が広がっており、尾瀬の象徴的存在です。
時間があったら尾瀬ヶ原の方も一周してから至仏山に登ろうと思いましたが、3連休の最終日でまぁまぁ混んでたのでやめました。
至仏山登山データ
YAMAP登山データです。
・鳩待峠から山の鼻 約45分
・山の鼻から至仏山頂 約1時間25分
・至仏山頂から鳩待峠 約1時間15分(小至仏山経由)
今回は鳩待峠から山の鼻を経由する周回ルートで登りました。
尾瀬ヶ原を1周してから登る尾瀬満喫コースだと20km以上の距離になりますが、尾瀬ヶ原は平らな道なので十分日帰りできると思います。
山の鼻からの上りは上り専用の一方通行なので注意です。
至仏山・小至仏山 / つのださんの至仏山・小至仏山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
駐車場と登山口
至仏山の登山口は鳩待峠ですが、鳩待峠への道路は例年5月から10月までは交通規制があります。
詳細は尾瀬保護財団HPをご確認ください。
交通規制がある場合は尾瀬戸倉温泉付近の駐車場に停めてそこから乗合バスで鳩待峠まで向かいます。
今回は尾瀬第一駐車場に停めました。
他にもいろいろ駐車場がありますが、乗合バスに乗ることを考えるとこの駐車場がベストだと思います。
この日は3連休の最終日ということもあり駐車場が空いているか心配でしたが、5時半で7割くらい埋まっていました。
駐車料金は1日1,000円。
乗合バスが片道1,000円なので1日で合計3,000円かかります。
そのおかげで尾瀬の自然が守られていると思えば納得の金額ですね。
尾瀬第一駐車場から鳩待峠までは約20分かかります。
ハイエースみたいな10人乗りくらいの乗合バスで人が集まったら出発するという感じでした。
鳩待峠へ向かう途中にある津奈木ゲートというところが朝5時に開門なので、始発バスはその開門に合わせて出発だと思います。
ちなみに交通規制がない場合は鳩待峠に自家用車で行けるのでバスに乗る必要はありませんが、鳩待峠の駐車場は1日2,500円かかるので出費は同じくらいですね。
至仏山登山日記
ということでバスに乗って鳩待峠へ、そして登山開始です。
鳩待峠にはお土産屋や山小屋があります。
ここが山の鼻経由コースの登山口です。
山の鼻経由の周回コースだと山の鼻から至仏山頂への上り坂が急登ですが、振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の景色を見ながら登れます。
個人的には景色がいい周回コースがオススメです。
鳩待峠から山の鼻までは森の中の平らな木道を歩きます。
なかなか追い越せないので40分くらいかかったかな。
木道は晴れていても超滑るので特に下っているところは足元注意です。
山の鼻到着。
山小屋とテント場があります。
ここから尾瀬ヶ原の方に行くコースと至仏山への登山コースに分かれます。
分岐を過ぎると至仏山が見えてます。
上半分が森林限界であるのがよくわかります。
ここから上り坂の始まりです。
至仏山は尾瀬の人気の山なのでツアーもいっぱいいるんですが、ツアーと同じタイミングになったりすると結構ゆっくりです笑
上り坂とはいえ本当に整備が行き届いた山なのでとても登りやすいです。
振り返れば尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
燧ヶ岳は福島県の山で東北最高峰です。
尾瀬ヶ原が関東と東北の境目ということですね。
大きな岩ゾーン。
登山口の看板に書いてありましたが、この岩は蛇紋岩と言って至仏山の大部分を覆っているそうです。
土壌を形成しにくい岩なので上半分は樹木が生えず森林限界になっているみたい。
山によって森林限界になる理由はさまざまなんですねー。
タモリさんが好きそうなネタです笑
再び尾瀬ヶ原&燧ヶ岳。
左奥の雲がかかっている山は会津駒ヶ岳です。
体力に自信があるなら至仏山+尾瀬ヶ原+燧ヶ岳の30kmオーバーの1周ルートを日帰りで行けます。
蛇紋岩と青空。
急登に苦戦する人多数です。
森林限界から三度目の尾瀬ヶ原&燧ヶ岳。
この日は何回燧ヶ岳を振り返ったかわかりません。
登山道脇に咲くニッコウキスゲ。
花を愛でる心はあまりありませんが、花を愛でる優しい心の持ち主になりたいものです笑
青空と蛇紋岩と木道。
さすが登山道はしっかり整備されていますねー
そして4度目の尾瀬ヶ原&至仏山。
何回見ても飽きません。
山頂はこんな感じ。
そこそこ広いですが大勢来ると座る場所に困りそうです。
右奥に2つの山がボコ、ボコと見えますが、左のボコは日光白根山と思われます。
下に見えるのは奈良俣ダム、その上に雲がかかっているのが谷川岳です。
たぶん中央付近に巻機山、右側に八海山かな。
右奥の平らな山が平ヶ岳です。
おそらく越後駒ヶ岳とか中ノ岳も見えるはずですが、この日は山の稜線上に雲がかかっていたのでよくわかりません!
そして、またしても燧ヶ岳!
雲が多くなってきちゃいました。
下山開始。
少し下りたところから至仏山頂と燧ヶ岳。
個人的にこの写真好きです。
真ん中の山が小至仏山、右奥が武尊山、さらに左奥が赤城山。
小至仏山への稜線。
至仏山から小至仏山へは気持ちいい道です。
小至仏山と燧ヶ岳。
小至仏山から少し下りてくると景色は見えなくなりました。
下りも木道が整備されているところが多く歩きやすいです。
鳩待峠到着!!
タイムは全部で4時間弱でした。
鳩待峠でバスのチケット(1,000円)を買って、行きと同様にバスに乗って尾瀬第一駐車場まで戻ります。
まとめ 至仏山&尾瀬は時間に余裕があるならぜひ泊まりで来てみたい!
昨年の10月に燧ヶ岳、そして今回至仏山に登りましたが、尾瀬の魅力をまだ半分くらいしか味わってないと思っています。
やっぱり尾瀬ヶ原を歩いてみたいし、そしてテン泊してみたい。
夕方や朝のグラデーションタイムの景色を堪能できるので日程に時間のある方はぜひ泊まりで行ってみてください。
いやむしろ余裕のある日程を作って尾瀬に泊まってみましょう!!
今回の装備
ノースフェイス バーブキャップ NN02204
軽くて撥水性があり、ストレッチが効いていてとても被りやすいキャップです。
控えめなロゴもシンプルでどんな服ともフィットします。
オークリー レーダーロックパス
サングラスの代名詞とも言えるオークリーは登山の時でも使いやすいです。
着用したときのフィット感は文句のつけようがありません。
カリマー リッジ30
使い勝手の良さは抜群です。
グレゴリーと比較すると少し重いですがその分生地が強く丈夫になっています。
何より超シンプルなデザインがお気に入りです。
ノースフェイス バーブライトパンツ NN32106
夏はハーフパンツで登りたくなりますが、虫とか草とか日焼けなどなど考えるとロングパンツで登った方いいです。
バーブライトパンツはとても軽く薄手の生地でサラッとしているので夏に履いていてもそこまで不快感はありません。
撥水性能もあるので多少の雨ならレインパンツを履かなくてもいけます。