新潟県の守門岳に登ってきました。
守門岳といえば“東洋一”と呼ばれる迫力の大雪庇が有名ですが、雪庇が解けてしまっても期待以上の素晴らしい山でした。
今回は新潟県魚沼市の二口コースからのエントリーです。
守門岳とはどんな山?
守門岳は新潟県の魚沼市、三条市、長岡市にまたがる標高1537mの山です。
最高峰の袴岳と青雲岳、大岳の3つの峰を総称して守門岳と呼びます。
日本二百名山に選定されており、花やブナの新緑、紅葉が美しい山です。
そして何と言っても冬に姿を見せる東洋一の大雪庇が見どころの山です。
超豪雪地帯ですが、この大雪庇を目当てに冬でも多くの登山者が守門岳に登ります。
頂上からは越後三山や飯豊連峰、日本海に浮かぶ佐渡島と素晴らしい景色を眺めることができます。
コースについては、登山者が多く登る保久礼コースと二口コース、そのほか急登を登る大白川コースなどさまざまな登山コースがあります。
守門岳二口コースの難易度
往復約10kmあるコースなのでそれなりの体力を要します。
また、岩が剥き出しになっている場所や、痩せ尾根などもありますので注意して渡りましょう。
登山口と駐車場
今回登った二口コースの登山口と駐車場がGoogleMapに出てきませんでしたが、国道290号線から駐車場までのルートは地図の通りです。
駐車場は広めでトイレもあります。
守門岳の登山日記
YAMAP登山データ
今回は知り合いと二人で登ったのでいつもよりも少しゆっくりです。
上り:2時間50分
下り:2時間
標高差:約1000m
守門岳(二口登山口) / つのださんの守門岳・青雲岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
スタートから中間点まで
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登山口で登山届をだしてスタートです。
すでに熊が出そうな雰囲気がします。
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平らな道をしばらく行くと再び登山口の道標あり。
ここから登り始めます。
最初は結構急登なのでマイペースキープです。
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熊さんにしっかりご挨拶して登りましょう。
この鐘が序盤に3ヶ所ありました。
やっぱり熊出るんですねー
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まだまだ序盤ですが最後の水場「護人清水」です。
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美しい新緑のブナ林は常に癒されます。
ブナの木って虫とかどうなんでしょ?
自宅近くにも癒しのブナ林がほしいものです。
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中間点に到着。
ここで標高1000mです。
奥に滝が流れています。
中間点から稜線
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稜線に出るまでは基本こんな感じの林の中です。
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稜線手前の開けた場所で守門大岳と左奥に弥彦山、角田山、さらに奥に日本海に浮かぶ佐渡島。
保久礼コースから登ると守門大岳を経由をして登ってきます。
冬に大雪庇を見たい場合はこの守門大岳からが一番よく見えます。
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カタクリがたくさん咲いていました。
調べたらカタクリの花言葉は初恋らしいです。
カタクリを見たら初恋の頃を思い出したいと思います(笑)
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稜線に出ました。
ここが保久礼コースとの合流地点です。
稜線上
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1週間前に登った粟ケ岳が見えます。
粟ケ岳は標高1293mで守門岳とは200m以上違うのでやっぱり雪が少ない気がします。
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青雲岳へ続く稜線と雪解け真っ最中の雪庇。
というかもはや“庇”のようにせり出してないですね。
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青雲岳に到着。
奥に見える守門岳(袴岳)までもう少し。
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この日は気温が高めで登っているととても暑かったんですが、残雪の上を通り抜けた風が涼しくて気持ちい。
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守門岳頂上に到着!!
スタートが遅かったので貸切です。
頂上
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頂上から見える山一覧。
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飯豊連峰(左奥の雲がかかっている山)、御神楽岳(中央奥)。
磐梯山が右奥の方に見えるそうですがどれか分かりません!
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真ん中の山は浅草岳(おそらく)。
奥には会津駒ヶ岳や那須岳が見えるそうですが、この日はたぶん見えてない。
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名山勢揃い。
間違ってたらすみません(笑)
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右端に見える三角形の山は柏崎市と上越市の境目にある米山ですね。
ちょうど中央に妙高山とか火打山とか見えるはずですがこの日は見えず。
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そして再び弥彦山、角田山、佐渡島の登場。
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帰り道。
木道はまるで尾瀬って感じ。
まとめ 守門岳は東洋一の大雪庇がなくても十分素晴らしかった
東洋一の大雪庇で有名な守門岳ですが、残雪時期でも素晴らしい山でした。
頂上からの景色を眺めているとやっぱり気持ちいいです。
色とりどりの紅葉を目にすることができる秋もオススメな時期です。
というか一年中オススメです(笑)
とにかく百聞は一見に如かずですので是非登ってみてください。