おつかれ山です、マッシュです。
登山を始めるなら、まず揃えたいギアのひとつがリュック・ザック。
しかし、いざ購入しようと登山用品店に行くと、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまうことも。
店頭に並ぶ登山リュックは必要な機能を備えてはいますが、大切なのはサイズ感や使い勝手、デザインなどが自分の体格やスタイルに合うかどうかです。
登山リュックは全体的な見た目は似ていても、細部の作りが違うため、慎重に選びたいところ。
本記事では、登山リュックの選び方と日帰り登山におすすめの14モデルを厳選して紹介します。
この記事を読めば、お気に入りの登山リュックが必ず見つかるはずなので、ぜひ最後まで読んでください。
普段使いのリュックを登山ではおすすめしない

登山をこれから始めようとする人から「普段、仕事に行くときに使っているリュックがあるけど登山で使ってもいいかな?」みたいなことをたまに聞かれます。
結論、低山などの軽登山であれば使えないことはないですが、おすすめしません。
登山リュックはショルダー以外にもチェスト、ヒップの各ベルト、肩の少し後ろにもスタビライザーが付いており、体とのフィット感や歩行安定性を高めくれています。
背面パネルには通気性の向上や衝撃吸収のための素材が使われていたり、収納部分にも気の利いたギミックを装備。
登山リュックなら必ず備えているこれらの特徴を普段使いのリュックにはないことが多いです。
現代の登山リュックは、薄くて軽いのにしっかり丈夫で、ひと昔では考えられない性能を備えたリュックがたくさんあります。
山の魅力を安全・快適に楽しむなら登山リュックは必須アイテム。
リュックを選ぶ楽しみも登山の醍醐味の一つなので、ぜひこの記事を参考にリュック選びをしてもらえたらなと思います。
山行日数と適正なリュックの容量

山行日数に対して適正なリュック容量の目安を説明します。
リュックは10L以下のものから60Lを超えるものまで大小さまざま。
山行日数が増えれば当然荷物の量も増えます。
荷物の量に対して適正なリュック選びをすることで、登山中の疲れやすさも変わってきます。
山行日数 | リュックの容量 |
---|---|
日帰り | 15L〜30L |
1泊2日(山小屋泊) | 30L〜40L |
1泊2日(テント泊) | 40L〜50L |
2泊3日(山小屋泊) | 40L〜50L |
2泊3日(テント泊) | 45L〜55L |
3泊4日(山小屋泊) | 45L〜55L |
3泊4日(テント泊) | 50L〜60L |
日帰り登山に使うリュック・ザックの選び方
日帰り登山で使うリュックの選び方のコツを説明します。
重視する要素を決めてからリュック選びをすることで、納得のいく買い物ができるはずです。
容量で選ぶ(日帰りなら15L〜30Lが最適)

日帰り登山の場合、最も荷物が増える冬山でも30L程度で収まります(テクニカルな登山をする場合を除く)。
僕が日帰り登山するときは、無雪期は20L、積雪期は30Lのリュックを使っています。
日帰り登山でリュックの容量を左右する最大のポイントは、調理器具を持っていくかどうか。
30Lくらいのリュックなら調理器具も余裕で収納できます。
調理器具が不要ならリュック容量は20Lで十分。
短時間で登れる山ならもっと小さいリュックで対応可能です。
背面長で選ぶ(自分の背中に合わないと体への負担増)

背面長とは背中の長さのこと。
首の後ろの一番出っ張ってる骨(第7頚椎)から腰骨の上端までの長さを指します。
間違ったリュック選びをしてしまうと、体にしっかりフィットせず、肩や腰の負担が増えて疲れやすいだけでなく安全性も損なわれてしまいます。
小型リュックは背面長の調整機能がないこともありますが、男女別々のサイズ展開がされているモデルもあるので、自分の体型に近いリュックを選んで快適に登山をしましょう。
ポケットで選ぶ(行動食などの収納に便利)

各種ポケットの使い勝手の良さもリュック選びの重要なポイントです。
20L前後のリュックだとヒップベルトにポケットがないことがありますが、僕は「絶対欲しい派」。
ヒップベルトのポケットには行動食を収納していますが、リュックを下ろさずにサクッと補給できて便利です。
30Lくらいから雨蓋の有無が各モデルで分かれますが、雨蓋があるとメインコンパートメントへアクセスする際にひと手間増えます。
例えばマムート「リチウム」シリーズでは25Lまでは雨蓋なし、30L以上は雨蓋ありという仕様です。
僕の場合、無雪期に使う20Lリュックは雨蓋なし、積雪期に使う30Lリュックは雨蓋あり、と使い分けています。
最近のリュックは、ショルダーハーネスにメッシュポケットが付いていたり、ちょっとした工夫がたくさんあります。
こうした細かい機能が、登山をより快適に、そして楽しくしてくれます。
軽さで選ぶ(ひと昔前と比べると最近のリュックは軽い)

最近のリュックはひと昔前と比べると格段に軽量化されています。
カリマー「リッジ30+」を例に挙げると、2019年モデルが1,550g、2025年モデルが1,420g。
わずか数年で100g以上軽くなっています。
僕も2019年モデルを使用していましたが、2025年モデルと比べると生地の厚みがまるで違います。
同じくカリマーの「クリーブ30」は30Lの容量でなんと950gという驚異の軽さ!
リュックの重量は体への負担に大きく影響を与えるので、購入時にはデザインや機能だけでなく、必ず「重さ」にも注目して選びたいですね。
背面パネルで選ぶ(メッシュ仕様は通気性が良く快適)

リュックと体が接する面積が最も広い背中。
この背中の通気性を向上させるために背面パネルは非常に重要です。
メッシュ仕様にして背中とリュックの間に空気が流れるようにするなど、背面パネルの形状は各モデルさまざま。
特に汗を大量にかく夏山ではとても重要なポイントです。
登山リュック・ザックの正しい背負い方
登山リュックはタウンユースのものと比べると、ベルトが多く、体によりフィットするので安定して背負うことができます。
ただしベルトは強く締めればいいわけではありません。
間違った背負い方をしていると時間が経つにつれて局所的に痛みが伴うこともあります。
正しく背負うことで体感重量は大きく違ってきますので、今一度ベルトの締め方を見直してみましょう。
チェスト・ヒップ・ショルダー、すべてのベルトを緩める

まずはすべてのベルトを緩めます。
最後に外したときに緩めないままになっていて、いざ装着しようとしたら短くてバックルが届かないなってことになることもたまにありますよね。
リュックを背負ったらヒップベルトを腰骨に合わせ締める

リュックを背負ったら一番最初に締めるのはヒップベルトです。
登山リュックは肩ではなく、腰で担ぎます。
ヒップベルトは左右にある腰骨の位置でしっかり締めます。
腰骨がある硬い部分でヒップベルトを締めることで、リュックの重さを腰でしっかり受け止めることができ、疲れを軽減できます。
腰骨よりも高いヘソの位置だとお腹の柔らかい部分でしっかり締まらず、逆に低すぎると歩行の際に足の動きを邪魔してしまいます。
僕の感覚だとヒップ:ショルダー=7:3くらいの割合でリュックの重量を受け止めています。
ショルダーベルトを締めて肩にフィットさせる(締めすぎ注意)

次にショルダーベルトを締めます。
肩周りの緩みがなくなる程度の力で締めて、締めすぎないように注意しましょう。
締めすぎるとリュックが上に引っ張られて、ヒップベルトの位置が腰骨からずれてしまいます。
肩への荷重が大きくなり、肩が痛くなる原因にもなります。
あくまで登山リュックは腰で担ぎ、肩はサポート程度です。
チェストベルトを締める(ショルダーベルトがずれない程度に)

次にチェストベルトを締めます。
ショルダーベルトが少しだけ内側に引っ張られる程度の力で締めます。
チェストベルトはショルダーベルトがズレないようにするためのサポート程度なので、ギュッと強く締めすぎないように注意です。
強く締めすぎるとショルダーベルトの位置が中心に寄ってしまい肩などが痛くなる原因になります。
チェストベルトは上下の位置を動かせるモデルもあるので、自分の体型に合わせて調整しましょう。
スタビライザーで調整(リュックの余計な揺れを防止)

最後にスタビライザーを締めてリュックの上部を程よく背中にフィットさせます。
スタビライザーを締めることで重心が体に近づき、無駄な揺れがなくなり、より安定した歩行ができるようになります。
スタビライザーが緩んでいるとリュックが揺れて後ろに引っ張られる感じになり、逆に締めすぎると肩が痛くなり、いずれも疲労の原因になります。
スタビライザーを調整したことがないという人は意外と多くいます。
調整すると疲れ具合が変わってきますので、各種ベルトとセットで調整しましょう。
おすすめ日帰り登山リュック・ザック14選
それでは登山リュックのおすすめ14選をブランドごとに紹介します。
今回紹介するリュックは日帰り登山を想定しているため、20L〜30L前後の容量を備えたリュックをピックアップしました。
登山する上では文句なしの性能を備えたものばかりなので、この中のリュックであればどれを選んでも間違いなしです。
ブランド | 商品名 | サイズ展開(L) |
---|---|---|
マムート | リチウム | 15、20、25、30、40、50 |
マムート | デュカン | 22、26、32 |
ミレー | サースフェーNX | 30、30+5、40+5、50+、60+、75+ |
ミレー | パルマラン | 25、35 |
カリマー | リッジ | 30+、40+ |
カリマー | クリーブ | 20、30、40 |
グレゴリー | ズール/ジェイド | 20LT、24LT、28LT、30(28)、35(33)、45(43)、55(53)、65(63) |
グレゴリー | シトロ/ジュノー | 24、30 |
ザ・ノースフェイス | テルス | 25、35、45 |
ザ・ノースフェイス | ウラノス | 25、35、45 |
ドイター | フューチュラ | 23(21SL)、26(24SL)、27(25SL)、32(30SL)、36(34SL)、40(38SL)、50+10、60+10 |
オスプレー | タロン/テンペスト | 22、26、33、44 |
オスプレー | ストラトス/シラス | 24、26、34、36、44 |
パーゴワークス | バディ | 16、22、33 |
マムート(MAMMUT)

マムートは、スイスで創業されたアウトドアブランド。
農業用ロープの製造から始まり、その頑丈さが登山家に評価され、クライミング用ロープや登山用品へと展開しました。
登山用品なら何でも揃っている印象ですが、登山リュックにもベストセラーアイテムがあるので、大人気のリチウムとデュカンを紹介します。
リチウム(Lithium)

短時間の低山から長距離トレイルまでどんな登山スタイルにもフィットする登山リュック。
左ヒップベルトにはスマホをピッタリ収納できるポケットあり。
ヒップベルトは取り外し可能なので、普段使いでも便利なリュックです。
背面パネルとショルダー・ヒップの各ベルトはメッシュ仕様で通気性よし。
容量が小さい登山リュックはヒップベルトにポケットが付いていないことが多いのですが、リチウムは15L・20Lのモデルにもポケットが付いているのが嬉しいポイント。
僕はリチウム20を使っていますが、無雪期の日帰り登山でちょうど良いリュックだと感じています。
リチウム20のレビュー記事もあるので参考にしてください。
サイズ展開は他にも40Lと50Lがあるので、泊まり登山にも対応できます。
デュカン(Ducan)

どんな登山スタイルにも合う汎用性の高いリチウムに対して、デュカンは長距離トレイルを想定したリュックです。
大きなフロントメッシュポケットは使用頻度の高い小物入れに最適。
左右のショルダーベルトにもメッシュポケットがあるので、行動食を収納すれば立ったまま補給が可能です。
リチウムと同様に左ヒップベルトにはスマホ収納あり。
ミレー(MILLET)

ミレーは、フランスで創業された登山・アウトドアブランド。
代表的な製品には「サースフェー」シリーズのバックパックや、透湿防水素材「ティフォン」、汗冷えを抑える「ドライナミックメッシュ」などがあります。
サースフェー NX 30+5(SAAS FEE NX 30+5)

ミレーの定番登山リュック、サースフェー。
日帰り登山はもちろん、小屋泊登山くらいならこのリュックひとつあれば十分いけます。
背面パネルは「SAAS FEE BACK」と呼ばれ、背中の通気性とフィット感を向上。
ボディフィットストラップを引っ張ることでリュックの重心を体に近づけることができ、疲れを軽減しながら安定した歩行ができます。
ガチな登山もできるけども、初心者にも使いやすい登山リュックです。
ウィメンズモデルもあり、サイズ展開も豊富なので大型モデルを使えば長期縦走登山も可能です。
パルマラン(PARMELAN)

軽さを追求すると耐久性や快適な背負い心地は犠牲になりがちですが、パルマランはそれらを両立したリュック。
パルマラン25が880g、パルマラン35が980g、という軽さ
サースフェーと同様にボディフィットストラップを備えており、重心を体に近づけることでリュックのブレを抑えてくれます。
トップラダースタビライザー機能で肩幅を調整することができるため、あらゆる体型にピッタリ合う背負い心地で登山を楽しめます。
カリマー(KARRIMOR)

カリマーはイギリスで創業したアウトドアブランド。
もともとバッグの製造からスタートしたこともあり、登山リュックの開発で高く評価されています。
最近ではユーティリティに優れた軽くて快適なリュックも販売されています。
リッジ(ridge)

カリマーのフラッグシップモデルである「リッジ」シリーズ。
1999年に登場したロングセラーモデルが2025年にモデルチェンジ、前モデルから100g以上も軽量化されています。
サイズ展開はリッジ30+(30L)とリッジ40+(40L)の2種類。
収納の充実ぶりも健在で、大型のヒップベルトポケットの他、フロントオープンポケットはヘルメットが入るくらいの大容量。
背面パネルは背負い心地と通気性に優れ、長時間の山行でも快適に行動できます。
メインコンパートメントは2気室構造で下部からもアクセス可能。
リッジ30はレビュー記事(旧モデル)もあるので参考にしてください。
クリーブ(cleave)

非常に軽量で、外側の大きなメッシュポケットは現代リュックを象徴するようなデザインです。
生地はとても薄いですが、強度は十分。
メッシュ仕様の大きなフロントポケットは、簡単に道具を出し入れできるので、リュックを開け閉めする煩わしさがありません。
その他にもポケットやフックが多く付いているおり、バンジーコードを使えばさらに便利に使えるリュックです。
20Lモデルはヒップベルトポケットがありませんが、ショルダーハーネスにもポケットが付いているため、行動食やスマホを収納可能。
ヒップベルトを取り外せば普段使いもできるリュックです。
グレゴリー(GREGORY)

グレゴリーはアメリカで創業したアウトドアブランド。
バッグを専門に製造・販売しているだけあって、グレゴリーの登山リュックは他のブランドにはない先進的なテクノロジーが採用されています。
それゆえにグレゴリーのリュックは背負ったときに荷物の重さを感じにくいのが特長です。
ズール(ZULU)/ジェイド(JADE)

ズール(メンズ)とジェイド(ウィメンズ)は、通気性に優れた背面構造「フリー・フロート・サスペンション」を採用。
背中とリュックの間に空間ができる設計で、長時間歩いても蒸れにくく快適です。
ショルダーベルトとヒップベルトが体にしっかりフィット、荷重をバランスよく分散し、登山中の疲労を軽減してくれます。
最大65Lまでのサイズ展開があるので、長期縦走登山にも対応できます。
シトロ(CITRO)、ジュノー(JUNO)

シトロ(メンズ)とジュノー(ウィメンズ)は、日帰り登山やハイキングに最適な軽量リュック。
背面にはメッシュ構造の「ベイパースパン・サスペンション」を採用し、通気性が高く背中が蒸れにくいのが特長です。
荷重を効率よく分散するショルダーハーネスとヒップベルトで、快適な背負い心地を実現。
サイドやフロントのストレッチポケットも使いやすく、アクティブな行動派にぴったりのモデルです。
ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)

ザ・ノースフェイスはアメリカで創業したアウトドアブランドで、高機能な登山用品やウェアを展開しています。
極地遠征レベルの装備から、日常でも使えるスタイリッシュなアイテムまで幅広く揃い、世界中の登山者やアウトドア愛好家に支持されています。
テルス(Tellus)

テルスは、2010年に発売されたザ・ノースフェイスのロングセラーモデル。
日本の登山環境と日本人の体型に合わせて開発されたため、万人にフィットしやすい登山リュックです。
日帰りから1泊程度のトレッキングに適したサイズ展開があり、初心者から上級者まで幅広い人気があるモデル。
テルス25とテルス35は日帰り登山に適しており、テルス45は小屋泊や荷物の少ないテント泊も可能です。
モデルチェンジを繰り返すことで耐久性と軽さを両立、背面構造の改良でよりフィット感のあるリュックに仕上がっています。
ウラノス(OURANOS)

ウラノスは、日帰りから縦走登山まで対応する本格的な登山リュックです。
背面にはトランポリン構造のメッシュパネルを採用し、優れた通気性とフィット感を実現。
長時間の行動でも背中の蒸れを軽減し、快適な背負い心地を提供します。
テルスは背負い心地が柔らかく汎用性の高いモデル、ウラノスは背面通気が良く長距離トレイル向けのモデルといった印象です。
重量については、同じ容量だとウラノスの方が約100g軽いです。
ドイター(deuter)

ドイターはドイツで創業したアウトドアブランドで、登山リュックの生産で世界的に評価されています。
アウトドアアクティビティから日常使いまでさまざまな分野で活躍できるリュックを作っており、快適な背負い心地を実現する独自の背面システムや高い耐久性が特徴です。
フューチュラ(FUTURA)

フューチュラはドイターの登山リュック定番モデル。
フューチュラの特徴はエアーコンフォートシステム。
背中と接する部分にメッシュを張り、空気の通り道を作ることで通気性を向上。
背中の蒸れを防ぎ、長時間でも快適な状態を継続できます。
フューチュラはサイズ展開が豊富で、日帰り登山にちょうど良い23Lから長期縦走登山ができる60+10Lまで8種類がラインナップされています。
女性の骨格に合わせたSL(スリムライン)モデルもあり、フィット感のある背負い心地で登山ができます。
オスプレー(OSPREY)

オスプレーはアメリカで創業したアウトドアブランドで、登山リュックに定評があります。
人間工学に基づいた背面設計で背負いやすく、調整可能で通気性に優れたな背面パネルが特長。
日帰り登山から縦走登山まで対応する豊富なラインナップが魅力です。
タロン(TALON)/テンペスト(TEMPEST)

タロン(メンズ)とテンペスト(ウィメンズ)は日帰り登山にちょうど良い軽量・多用途なリュック。
サイズ展開は3種類で、22Lと26Lが雨蓋のないパネルローディング型、33Lが雨蓋付きのトップローディング型です。
背面調整システムがあるため、体格に関わらずリュックを体にフィットさせることが可能。
背面パネルは通気性の高い「エアスケープバックパネル」を採用し、長時間の使用でも快適さをキープしてくれます。
ストラトス(STRATOS)/シラス(SIRRUS)

ストラトス(メンズ)とシラス(ウィメンズ)は、通気性と快適性を重視した登山リュックで、日帰り登山から1泊程度の山小屋泊まで幅広く対応します。
通気性の良い背面パネルにより、暑い季節の登山でも不快感を軽減してくれます。
背面長を無段階で調整できるため、自分の体格にぴったりフィット。
長時間の登山でも快適な背負い心地で疲れにくいリュックです。
パーゴワークス(PAAGOWORKS)

パーゴワークスは日本で誕生したアウトドアブランドで、「Pack and Go!(荷物を詰め込んで出かけよう)」をコンセプトに、自由な発想と使いやすさを重視した製品を展開しています。
すべて日本でデザイン・開発され、実際のフィールドテストを重ねて生まれたアイテムは、創造性と機能性を兼ね備えています。
バディ(BUDDY)

バディは軽量で快適な背負い心地と高い機能性を兼ね備えたシリーズ。
サイズ展開は16L、22L、33Lの3種類で、日帰り登山ならどんなスタイルにもフィットするリュックです。
特徴的な逆台形デザインにより重心が高く保たれ、安定した背負い心地を実現しています。
メインコンパートメントは独自のジッパー構造で大きく開き、簡単に荷物の出し入れが可能。
ショルダーハーネス部分には、スマートフォンや小物をさっと取り出せるメッシュポケットが付いており、使い勝手の良さが光ります。
バディ22とバディ33は、スイッチというバッグをチェストバッグとして取り付け可能、登山中すぐに取り出したいものを収納できます。
おすすめ日帰り登山リュック まとめ

登山リュックは、快適な登山を楽しむための重要なギアのひとつ。
特に日帰り登山では、必要な荷物を簡単に出し入れできて、動きやすいフィット感に優れた軽量モデルが理想的です。
自分の体格や荷物の量、登山スタイルに合ったリュックを選ぶことで、疲労軽減に繋がり、安全性も高まります。
本記事で紹介した登山リュックは、初心者にも扱いやすく、機能性・デザイン性にも優れたものばかり。
ぜひ自分にぴったりのリュックを見つけて、登山をもっと快適に楽しんでください。