おつかれヤマです、マッシュです。
この記事では、平標山の登山レポートを紹介します。
TUBBS FLEX VRTを新たに買ったこともあってフカフカ雪を期待してスノーシュートレッキングしてきました。
登ったコースは、冬限定のヤカイ沢。
ヤカイ沢は3年前にワカンで挑戦し、雪が深すぎて途中リタイアだったので、今回はスノーシューでしっかりリベンジ果たしました。
天気は微妙で景色は見れませんでしたが、やはり雪山登山は面白い!
フカフカ雪の上を歩いても沈まない感覚はとても快感です。
平標山はそこまで難易度の高くない雪山登山ですので、冬山には登らないという方もこの記事を見て雪山登山を始めてみませんか?
平標山の登山口の駐車場とアクセス
登山者用の駐車場は除雪されていない
僕が訪れた1月上旬、平標山の登山者用駐車場は除雪されていないので使用できませんでした。
国道17号沿い、トンネル手前の道路脇駐車スペースを皆さん利用しています。
ちなみにトイレもないので注意してください。
最寄りは湯沢IC、関東からは月夜野ICでも良い
最寄りは新潟県の湯沢ICで登山口まで23分。
関東方面から来る場合は群馬県の月夜野ICを利用するのもありです(登山口まで49分)。
ただし、三国峠を越えなくてはならないため、特に寒波が来たときには通行できるか要チェックです。
平標山の日帰り登山レポート(ヤカイ沢ピストン)
平標山ヤカイ沢のヤマップ登山データ
平標山 ヤカイ沢ピストン / マッシュさんの平標山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
冬限定のヤカイ沢コースはYAMAP上では登山道として表示されてません。
先行者のトレースがあれば地図を見なくても登れますが、雪が降るとあっという間に消えてしまいます。
YAMAPでは他ユーザーの日記から軌跡をダウンロードして自分の地図に表示させることができます。
もともと登山道ではない場所を歩くので、遭難しないためにも事前準備しておきましょう。
スタート(火打峠)からヤカイ沢分岐まで
駐車スペースがある火打峠の気温はマイナス2度。
この時点では、晴れてはいないものの風もなく穏やかな天気です。
この日の山頂の予報は、風速10m、気温マイナス10度でした。
スタート直後は平坦な道を進んでいきます。
スノーシューを装備。
今回新しく購入したTUBBS FLEX VRTです。
スノーシューで約20cmほど埋まる積雪でした。
スタートから30分ほど歩くとヤカイ沢分岐まで来ました。
ここを左に登るとヤカイ沢、右へ進むと平標山の家を経由する平元新道です。
ヤカイ沢分岐から稜線に出るまで
稜線に出るまではずっと樹林帯の中を進んでいきます。
樹林帯とはいえ落葉しているため、他の季節と比べると開放的な気分で歩けるのも冬山の良いところです。
この日の行動食。
チョコは冷えてる方が好きなので冬山行動食の定番です。
山頂の天気は期待薄。
稜線に出る直前から吹雪で視界不良になってきました。
稜線に出てから山頂まで
天気が悪かったので一瞬撤退が頭をよぎりましたが、先行者がいたので付いていきます。
吹雪の中稜線を歩いていたらあっという間に山頂まで来ていました。
視界ゼロの絶景です。笑
風が強いので即撤退です。
山頂ではバックカントリーの登山者がスキーの準備中。
視界不良でスノーシューの僕と同じくらいのスピードでした。
先行者もいなくなりトレースは吹雪ですぐ消えてしまいますが、右側の草木に沿って歩けば大きく外れることはありません。
雪庇のクラック注意。
この日の行動食2つ目。
パン系は冷えると硬くなりおいしさ半減です。
でもセブンイレブンで買ったこのパンは糖質とタンパク質が多く含まれていて栄養面で言えば行動食に適しています。
左の穴がツボ足での踏み抜きです。
分かりづらいですが、スノーシューとは段違いの深さ。
この日はトレースがはっきり付いていてワカンでも難なく登れたと思います。
雪山は寒くて風も強いし体力も消耗しますが、やはり雪の上を歩くのは楽しいと改めて思いました。
雪山に来る理由はコレだけで十分ですね!
下山後は、貝掛温泉に入って帰りました。
貝掛温泉は「日本秘湯を守る会」に加入しています。
平標山の日帰り登山で使用したアイテム
TUBBS(タブス)山岳用スノーシュー「FLEX VRT」
TUBBSの山岳用スノーシューである「FLEX VRT」。
山岳用だけあって傾斜のある雪道でもグイグイ登っていきます。
山岳用スノーシューとして有名なMSRライトニングアッセントにも劣らない性能です。
THERMOS(サーモス)山専用ステンレスボトル「FFX-501」
THERMOSの山専用ステンレスボトル「FFX-501」。
山専用だけあってグローブをしていても扱いやすく、高い保温機能を備えています(保冷・保温両用です)。