みなさん、おつかれヤマです。マッシュです。
この記事は3泊4日の南アルプス縦走登山の2日目の様子をレポートします。
2日目は光小屋からスタート。
光岳、イザルガ岳、上河内岳を通って聖平小屋でテント泊です。
光小屋のテント泊ではぐっすり眠れ、前日の疲れが嘘のように消え体調はバッチリ。
また、ガスも抜けてすっきり晴れ、富士山とご来光を拝むこともできました。
南アルプス縦走登山2日目のレポート(光小屋〜光岳〜上河内岳〜聖平小屋テント泊)
光小屋から見る富士山とご来光
日の出10分前の空。
これから歩く稜線。
そしてご来光。
正直、前日は疲れすぎて「このルートは二度と登るか！」と内心思ってました。
でも、この絶景を目にすれば嫌なことはすべて忘れさせてくれる。
やっぱり山は素晴らしい。
光岳と光石
素晴らしい富士山の景色を見て、そのまま光岳へ。
光小屋から光岳へは10分〜15分ほど。
道中と光岳山頂は林の中で景色は見えません。
光岳山頂からさらに10分ほど歩くて光石があります。
この光石が光岳の名前の由来になったとか。
南アルプスの最南部の山々。
中央アルプスも見えました。
光小屋からイザルガ岳へ
午前7時、光小屋をあとにしてまずはイザルガ岳へ向かいます。
光小屋からイザルガ岳の分岐までは数分で着きます。
分岐にバックパックをデポしてイザルガ岳山頂へ。
分岐からイザルガ岳山頂もほんの数分。
イザルガ岳は草木がなく、とても景色がいいです。
茶臼岳を過ぎてから光岳までずっと林の中なのに、なぜイザルガ岳だけ綺麗サッパリしているか不思議です。
もちろん富士山もしっかり見えます。
この日のご来光のとき、イザルガ岳にも大勢の人がいたのが見えました。
イザルガ岳の山頂標と光岳、光小屋。
イザルガ岳から茶臼岳へ
イザルガ岳をあとにして前日も通った茶臼岳へ。
道中、翌日に行く聖岳が見えました。
このときの感想は「あんな高いところまで登るのかー」でした笑
手前から易老岳、イザルガ岳、光岳。
てかり3兄弟です。
茶臼岳(右側のピーク)が見えてきました。
先が見えるとまだまだ遠いと思いがちですが、思ったよりも近いです。
茶臼岳山頂への最後の登り。
2度目の茶臼岳山頂。
前日はガスで景色が何も見えませんでしたが、この日は上河内岳、聖岳、兎岳がよく見えます。
この日のラスボス、上河内岳へ向かいます。
上河内岳へ
茶臼小屋下降点まで戻ってきました。
光小屋出発から約2時間40分です。
聖平小屋がずっと下に見えます。
この坂を下って聖平小屋に行き、下った以上に登り返して聖岳へ登ります。
上河内岳への取り付きポイント。
ここまでくれば山頂はすぐ目の前です。
取り付きからは10分かからず上河内岳(標高2,803m)山頂に到着。
百高山のひとつで、日本で63番目に高い山です。
上河内岳から聖平小屋へ
この日は、あとは下るだけ。
上河内岳(2,803m)から聖平小屋(2,266m)まで、一気に下ります。
標高差は500m以上なので、近所の低山なら下山してるレベルですね。
聖平小屋300m手前の「docomoつながる」看板(速度は最高3Mbps)
聖平小屋に向かうと、小屋の手前約300m付近のところに「docomoつながる」看板あり
不安定ではありますが、ときどき3Mbpsくらいの速度が出てました。
LINEで画像送るくらいならできました。
聖平小屋(テント泊2,000円、水場すぐ近く、トイレ水洗、電波ほぼなし)
聖平小屋へ繋がる木道。
聖岳との分岐点を過ぎ、緩やかに下る木道を数分歩くと聖平小屋があります。
午後1時半頃に聖平小屋に到着。
光小屋を午前7時に出発してきたので、約6時間半で歩いてきました。
聖平小屋の入口。
荷揚スケジュールの関係でビールなかったです（ ; ; ）
アルコールは日本酒のみでしたが、山の上で飲む気にならず笑
ならばコーラで！と思いましたが、コーラも欠品
山の上では想定外は付きものということを改めて勉強しました。
テント場すぐのところにあるトイレ。
水洗でとても綺麗なトイレでした。
使用したトイレットペーパーは持ち帰りです。
テント場は小屋の目の前です。
水場は小屋前とテント場内にあります。
小屋のベンチで自炊して夕飯。
南アルプス縦走登山2日目で使った道具
ネイチャーハイク折りたたみリュック
南アルプス縦走登山2日目で使用したのはネイチャーハイクの折りたたみリュックです。
アタックザックにちょうどいいバックで、折りたたむとバックパックのサイドポケットに収納できるサイズになります。
今回は光小屋と光岳・光石のピストン時に使用しました。
光岳・光石までの距離なら手ぶらでも大丈夫なくらいなので、もっと長い距離でも使えそうです。
例えば、北岳山荘と間ノ岳、水晶小屋と水晶岳などなど。
南アルプス縦走登山2日目まとめ
3泊4日の南アルプス縦走登山の2日目の登山レポートでした。
長かった1日目と比べて、2日目は短めだったので疲れが蓄積せずちょうどいい行程でした。
出発前の計画段階では、この2日目は光小屋から出発して百間洞山の家まで行けるだろうと思ってました。
光小屋から百間洞山の家まで約12時間。
行けない距離ではないけどアクシデントがあって遅れたら嫌なので出発数日前に変更。
1日目も予想以上に疲れて計画よりも1時間以上遅れたので、2日目は聖平小屋でストップしておいて良かったです。
無理な行程というのは事故のもとなので、やはり何事も時間に余裕を持たせることが良いですね。
